あくび ページ20
YH「こんなところでいちゃついてると、撮られるぞ？」
Aを抱き寄せているドンヘの背中から聞きなれた声。
ドンヘは腕を緩めて振り返る。
DH「ユノヒョン！」
ニッコリほほ笑んでいるユノの姿を見て嬉しそうな声を出すドンヘ。
ユノはドンヘに手を挙げて応えると、その背中にいるAに小さく頭を下げた。
Aは慌てて小さく頭を下げ返す。
ユノに駆け寄るドンヘ。
DH「ここで仕事だったの？」
YH「ああ、もうすぐチャンミナも来るよ。ドンヘは？仕事終わったのか？」
DH「うん。Aと一緒に雑誌の撮影だった。」
YH「これから食事に行くんだけど一緒にどう？」
二人の視線が注がれた先には、口に手を当てて小さなあくびをしているA。
YH「お疲れみたいだな。」
毎日朝早くから夜遅くまで撮影していても割とタフなAがあくびなんて、あまり見ない光景だった。
ドンヘはAに近づいて
DH「A、大丈夫か？」
と声をかける。
以前の倒れた時の事を思い出しては少し怖くなるドンヘ。
Aはハッとして顔を上げると気丈に笑って見せる。
A「やだ、何心配してるの？大丈夫よ。」
それでもやっぱり小さなあくびをする。
DH「ユノヒョンたちと食事に行くんだけど、Aも一緒に行かないか？」
A「え…でも…。」
戸惑うA。
その時。
CM「お待たせ！」
元気な声が裏口の扉から出てくる。
目を見張る程綺麗な女性と一緒にいるドンヘ。
CM「あれ、ドンヘヒョンじゃないですか。」
DH「チャンミナ。お疲れ。」
チャンミンはドンヘとAに近づく。
CM「初めまして。あなたがAさんですね？」
ドンヘよりずっと長身で細身のチャンミン。
間違いなく八頭身であろう顔の小ささ。
そんな男の子が突然話しかけてきてAは少し怯えた顔を見せる。
A「あ…は…初めまして…。」
CM「韓国語が話せるんですか？！僕も日本語が出来ます。少しですけど。」
いつもよりテンションの高いチャンミン。
よく喋ってはクスクス笑う。
Aはドンヘの顔を見て、背中に隠れた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆちょみん(プロフ) - >はるちょるさん いつもコメントありがとうございます＾＾ いやぁ…大げさですが嬉しいです/// (2012年7月15日 8時) (
レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
はるちょる(プロフ) - 感動感動です！本当ゆちょみんさんの作品は素敵です！大好きです！ドラマ化してほしいです^^できます！！！でも、自分役の人に嫉妬しちゃいますね(笑) (2012年7月15日 1時) (レス) id: 585b654a98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >うーたんさん いつもありがとうございます＾＾ アメブロの方が皆さんアクセスしやすければ戻してもいいのですが…。まだ続きますが、次回作も書いている最中です＾＾ (2012年7月15日 0時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >みやもさん コメありがとうございます＾＾ 読んでくださって嬉しいです♪最後まで見守ってあげてくださいね！ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >まおさん 切ないのはゆちょみんのお得意コースですからｗｗ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2012年7月12日 10時
