あと一カ月 ページ15
綺麗に支度の整ったAに覆い被さって、上から見下ろす。
DH「もうちょっと…優しく起こせないのか…？」
Aはドンヘの肩を押して身をひるがえすと、逆にドンヘを見下ろした。
A「こんな風に…？」
そう言って、眠たそうな顔のドンヘにキスを落とす。
わざと立てるリップ音。
ドンヘは、細い身体を支えて再び身体を上下入れ替えると、Aの首筋にキスを這わす。
片手でAの足を伝うように下から撫でて、短いスカートの中へ。
Aはドンヘの腕を掴んで
A「雪が待ってる。」
と言ってクスッと笑う。
DH「その気にしたの誰だよ？」
A「ドンヘがそうしてって言うからでしょ？」
ドンヘは軽いため息をついてAの身体を起こす。
Aはベッドから出ると、
A「早く支度して降りてよ？」
と言って微笑むと先に寝室を出た。
毎日…
怖いくらい穏やかに…
時間が過ぎて行く…
この生活も…
あと一カ月か…
最近ドンヘがよく考える事。
韓国の仕事の動きが活発化してきて、よくウォンから連絡が来るようになっていた。
その度に、嫌でも終わりを実感させられる。
前よりずっと心を開いたAの笑顔が、ドンヘの心を締め付けていた。
バタバタと支度を整えて二階から降りてくるドンヘ。
DH「すみません…うっかりしてた…。」
雪「もう行ける？」
DH「はい。」
ドンヘは手にしていた鞄を肩から下げた。
A「気をつけてね。」
すっかり見送る気満々のA。
雪『あら、何言ってるの？あなたも一緒に行くのよ。』
A『え…。』
そう言われてきょとんとした顔のA。
雪『凛から聞いてないの？』
A『何を？』
雪『今日はドンヘくんとお仕事。』
フフッと笑う雪。
A『えっ！聞いてないわよ！』
なぜか少し取り乱すA。
雪『ほら、行くわよ。』
雪にせかされて、Aとドンヘは車に乗る。
一緒に暮らし始めて二カ月経つのに、一緒に仕事をした事は無かった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆちょみん(プロフ) - >はるちょるさん いつもコメントありがとうございます＾＾ いやぁ…大げさですが嬉しいです/// (2012年7月15日 8時) (
レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
はるちょる(プロフ) - 感動感動です！本当ゆちょみんさんの作品は素敵です！大好きです！ドラマ化してほしいです^^できます！！！でも、自分役の人に嫉妬しちゃいますね(笑) (2012年7月15日 1時) (レス) id: 585b654a98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >うーたんさん いつもありがとうございます＾＾ アメブロの方が皆さんアクセスしやすければ戻してもいいのですが…。まだ続きますが、次回作も書いている最中です＾＾ (2012年7月15日 0時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >みやもさん コメありがとうございます＾＾ 読んでくださって嬉しいです♪最後まで見守ってあげてくださいね！ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >まおさん 切ないのはゆちょみんのお得意コースですからｗｗ (2012年7月14日 22時) (レス) id: e0d8d6d975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2012年7月12日 10時
