【Wrwrd】我らの仲間 (ページ42)

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４１.モブが救われる話ページ42

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夜、全員が寝静まり起きている人といえば、夜間の見回りの奴とロボロさんとその部下ぐらいだろう。

俺といえば、建物の裏をコソコソと動き回っていた。

なぜか、それは……

俺の隊の隊長、ショッピさんを殺.すため。

理由は言えないが、これは裏切りでは無いことを理解してほしい。

これから上司を殺.すのに変な話だと思うかもしれないが、本当にそうなのだ。

ショッピさんは尊敬しているし、その周りの方、総統閣下は尊敬以上の感情を抱いている。

あ、ほモではない。

断じて。

だからこれから起こることを許して欲しい。

さっきも言ったが、理由は言えない。

どうせ、俺もﾀﾋぬし。

防犯カメラや見張りの目を掻い潜ってたどり着いたのは幹部専用自室がある棟だった。

たった１４人しかいないのにも関わらず、俺らが寝泊まりしている宿舎くらいでかい。

隊長の部屋は1階にあると聞いている。

だから窓に細工をしておいた。

説明は省く。

深呼吸して窓に手をかけた。