【Wrwrd】我らの仲間 (ページ37)

今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:1,082 hit

３６.鬱であるが故に(4) ページ37

随分低くなってきた雲からは雨が降ってきた。

土砂降りにならなきゃいいけど。

部屋の外からは、室内訓練に切り替えられた一般兵達が移動する足音と話し声が聞こえてきた。

そして部屋の主はベットに潜り込んで出てこない。

なのに‪私が出ていこうとすると泣き出すからめんd…………めんどくさい()

ut｢カミラちゃんおる？｣

貴方｢いるよー｣

今回大先生が試された薬は｢名前が性格に反映される薬｣

1番大先生が試されてはいけなかった薬だ。

というか、トントンやシャオロンだったらどうなったのだろうか。

…………ペ神だったらあの人神になってたのか。

私だったら…………考えるだけ無駄か。

この薬がいつ切れるのか分からないことによる業務の滞りを考えながら苦笑いをした。

((ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ut｢なんの音？｣

貴方｢呼び出し音だよ。大先生に関わることかもしれないから、少しの間1人でいれる？｣

ut｢うぅ…やだ……｣

そう言われてもねぇ……あ、

貴方『誰か暇な人いない？』

zm｢チッスチッス暇でーす！｣

貴方｢うおぁ、ビックリした｣

インカムに呼びかけてみればすぐに上から登場したゾム。

なんか大先生が落ち着かないなと思っていたら見てたなこいつ。

貴方｢私離れないといけないから、少しの間大先生お願いできる？｣

zm｢ふーん任せな！｣

貴方｢いい？今の大先生はいつもの大先生じゃないからね。イタズラとか絶対しないこと！それから、絶対大先生を1人にしないで｣

zm｢分かった！｣

｢絶対よ｣なんて念を押しに押しまくって総統のところまで走った。