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３０.理由(4) ページ31
貴方｢何回か目をつけた他の隊員にもやったのですが、｣
何やってんすか、
貴方｢転ばずに、よろめきもしなかったのは貴方だけでしたよ｣
俺。
これ引き抜かれるパターンじゃないか。
shp｢いやでも、それだけでこんな豪華な部屋｣
貴方｢それだけだからですよ。それに、ぶつからなくても貴方に用事はありました｣
……それは一体どいうことだ。
なんか目付けられることしたか？俺。
貴方｢士官学校時代、コネシマという男が先輩にいましたね｣
shp｢え、｣
なんで、コネシマさんの名前を？
まさか
貴方｢当たりですか？実は、うちの軍でコネシマが幹部として活躍しておりまして｣
は、は、は？
何やってんだあのクソ先輩。
我々国の軍に入って幹部だなんて。
貴方｢合同訓練の話が出た際、貴方のことを聞きましてね。茶髪でアメジスト色の綺麗な目をしていると言っていたので、探していました｣
shp｢それ、ほんまですか｣
貴方｢えぇ、嘘をついて何になるんです｣
……やってくれたなクソ。
貴方｢素晴らしい後輩だと語っていたので、気になって気になってしょうがありませんでした。｣
shp｢…それは光栄ですというか、何というか…｣
貴方｢ここからはお互いラフにいきましょう。
本題はここからですから｣
shp｢…………｣
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作者名：わを | 作成日時：2020年7月12日 1時
