| ページ5
髪は白に近い灰色をしているが、毛先は燃えているからなのか、赤色や濃い赤色になっている。
全体的にふわっとした髪であり、よく物理的にもふわふわ浮いていたりすることも多い。
基本の長さは着物の帯より下くらいの長さであり、頭上には薙刀のようで可愛らしいアホ毛があるのが特徴的。
そんな燈神様の髪は少々特殊な作りとなっている。
まず、感情によって髪の長さが変わること。
嬉しい楽しいだけでなく、悲しみや怒りであったとしても、とにかく感情が昂っていたら、髪は短くなる。
そして、明らかな興醒めや落ち込んでいる際などでは髪は長くなる。
最大でショートヘアくらいまで短くなることがあり、髪の長さは3m程まで伸びることがある。
とはいえ、最近は創一朗がいるからなのか、愉快な神憑き達がいるからなのか、髪が長くなることはあまりないそう。
そして次に、実は髪がずっと伸び続けているということ。
燃えているために、ずっと髪の長さが一定のように見えているだけで、実は人よりも圧倒的に早いスピードで伸び続けている。
感情によって長さが変わる原因はコレであり、感情が昂ると「髪の伸び<燃焼」となり、逆に冷めてると「髪の伸び>燃焼」となるから長さが変わるのだとか。
ちなみに、燈神様の体全体の中で一番熱いところである。
というのも、燈神様の髪は炎でできているようなものであり、触れようとするのは、実質炎に触れようとしていることと同じこととなる。
触れようとすれば火傷確定であるためご注意。
着物は無地の白色と黒色、そして梅の花柄の赤色を着ている。
どうやら白い肌着を着た後に黒の着物を着て、その上から白の着物と黒の着物と赤の着物を着ているようだが、果たしてどういう構造なのだろうか。
真相は闇の中ではあるが、見える範囲であれば、中には黒い着物を着て、その上から赤黒白の綺麗な着物を着ている。
ちなみに燈神様に尋ねると「知らぬ、可愛いであろう」と返される。
神ですら知らないのであれば、知らなくても良いことなのだろうか。
とはいえ、そんな着物を燈神様は着崩している。
人に好いてもらうための容姿とはいえ、少々やり過ぎな気はしなくもない。
帯は麻の葉模様であり、灰色の材質の良い綺麗な帯をしている。
髪で隠れてはしまうものの、後ろはお太鼓もたれ先もあるしっかりとした結び方をしている。
しているのだが、着物の着方が着方ゆえ、少々形が崩れかけであったりするのだとか。
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ