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◆声質
声は、聞いただけで身体的性は男性だとわかる程に男らしい声をしており、声の高さは高くもなく低くもなくと一般的である。
少し機嫌が悪かったり、嫌な相手と会ったりする時は少し声が低くなったり、口が悪くなったりすることもあるが、基本平凡的な声の高さである。
また、抑揚や強弱もしっかりわかるほどにはあるため、声からでも感情がわかりやすくなっている。
はっきりとした声質をしており、彼の放ったセリフに関して、聞き取れなかったということは殆どないだろう。
それほどまでにハキハキしており、聞き取りやすい。
そして、なんといっても、響くような声をしており、とにかく遠くまで通りそうな声質である。
この二つが合わさって、彼の声が結構印象的に残っていると感じる人は少なからずいる様子。
それを良いと思う人も、鬱陶しいと思う人もいる訳だが、まあ簡潔に言えば、彼の声には少し影響力があるようだ。
街頭演説をしたら、通行人が彼をチラ見する程は影響力があるようで、その際にもし、彼の話に少しでも感動したり共感したりしてしまえば、恐らく立ち止まって聞き入ってしまう程はあるだろう。
とはいえ、本人に自覚はなく、人をまとめるような人柄でもないため、この力が表に出ていることはほとんどないのだが。
しかし、ここまで読んでいて、ハキハキしているからと言って、響く声をしているからと言ってここまではならないだろ、と思われるかもしれないが、実はこれには理由がもうひとつある。
それは、彼の声がでかいことだ。
何となく偏見で大体想像がついてしまうかもしれないが、その偏見はあっている。
とにかく声が大きく、小声が苦手なタイプである。
鬱陶しいと思ってしまう人物が少なからずいるのも、少しは納得してしまうだろう。
この声のデカさが、あの力をより引き立てている様子。
そんな彼、無鉄砲な性格からしても、はっきりとした声からしてもとにかく目立つところが多い。
これだけで、大体想像ついてしまうかもしれない。
そう、この性格と声が原因より、潜伏などが上手くいかないタイプであり、少しでも大きい声を出してしまえば、潜伏が一瞬にしてバレる、と言うことがしばしばある。
なんと、彼の声にはメリットとデメリットがある。
本人も自覚はないものの、苦労はしているようだ。
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