宵の篝火二【CS】 (ページ2)

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◆三人称

皆、皆さん、彼(彼ら)、彼女(彼女ら)、この人(この人ら)、その人(その人ら)、あの人(あの人ら)、この方(この方々)、その方(その方々)、あの方(あの方々)、奴(奴ら)、[名前]君([名前]君ら)、[苗字]さん([苗字]さん方)、[渾名]([渾名]ら)、神さん(神さん方)、[属性]の神さん、[神様の渾名]さん

同じ神憑きや親しい間柄の人物全体を呼ぶ時は「皆」であり、それ以外は「皆さん」と呼んでいる。
そのため、一番最初に神憑き達に挨拶した際は「皆さん」を使っている。
彼のこそあど言葉は、「彼」「彼女」が多かった。
しかし、見た目が男性に見えれば「彼」、見た目が女性に見えれば「彼女」、と少し危なげない決め方をしていたため、案の定、性別を間違えてしまったり、時たまに不快に思わせたりしてしまうようなことがあったらしい。
そのため、彼は最近は「この人」「その人」「あの人」を使うようにしている。
しかしながら、癖が抜けず、基本は「彼」「彼女」となってしまうらしい。
併用している、というイメージになるのだろうか。
そんな彼ではあるが、目上の方や職場の年配の方々、神様に対してなどは、「この方」「その方」「あの方」である。
流石にそういう方には「彼」「彼女」呼びはしないらしい。
ちなみに、嫌っている人物や、少々怒っている時は「奴」を使っていたりする。
政府側は恐らく「奴」呼びだろう。
それ以外でも、名前を知っていれば、「[名前]君」、「[苗字]さん」、「[渾名]」は使う。
ここまで読んでくださればわかるかもしれないが、親しい間柄であれば「[名前]君」、目上や年配の方々には「[苗字]さん」、呼んで欲しい渾名があるのであれば「[渾名]」となる。
呼ばれている渾名があるのであれば、そちらも同様に「[渾名]」と呼ぶようにしている。

自身の神様である、燈神様のことは「神さん」と呼ぶことがほとんど。
フルネームで呼ぶことも、燈神様と呼ぶことも彼にはない。
まあ、燈神様が、彼だけ違う呼び方だからと喜んでいらっしゃるのであれば、まあいいだろう。
他の神憑きの契柱様に対しては「[属性]の神さん」呼びであったり、「[神様の渾名]さん」呼びであったりする。
基本は「[属性]の神さん」であり、それそれ司っていることを最初につける、というような形である。
燈神様で仮に表わすと、火の神さん、となる。
そして、人間同様、呼んで欲しい渾名を持っていらっしゃるのであれば「[神様の渾名]さん」と呼ぶ。