暗夜の灯【CS】 (ページ6)

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獄丁の仕事に熱心で厳しく、それを生き甲斐とするほど仕事優先で行動している。
獄丁という仕事に誇りを持っている。
サボり、手抜きは許さない。
仕事のためなら自我をも殺すほど。
仕事に私情は挟まない、それを常に心がけている。

ただそれが上手く完璧に達成したことはあまりない。
白夜は過度に優しく、仲間思いであるから。
獄丁達のことを家族、兄弟のように思っていて、彼らが大好きで大切でしょうがない。
不老不死なのはわかっていても、傷つき苦しむのが放って置けず、そんなふうにした奴等を許せない。
どうしても彼らの幸せを願ってしまう。
しかし、獄丁というのはそういう仕事。
そういった思いは仕事の邪魔になり、みんなの迷惑になると考える為、出来るだけその思いは抑えている。

そんな白夜にとって怒りの感情は少々厄介なものである。
獄丁が重症を負った時、また大切なものの幸せが崩れる時。
仕事が仕事よりそういう事は必ず起こりうることはわかっていても、それでも仲間を、人のことを思ってしまい、心底相手のことを憎んでしまう。
この怒りの感情は本人もある程度弁えているので、そういった時は大体自室に籠ったり、1人になろうとする。
憤慨して仲間に当たることのないように。
仕事をするか、好きなことをするかして紛らわしてる。
基本忙しいので仕事をしていることの方が多い。

怒りの感情は仕事に結構影響する。
普段より人に対する態度が悪かったり、やり方に少々乱暴さが混じったり。
頭に血が上っているせいで正常な判断ができていない。
戦闘においても、周りが見えてない。
そんなこと気にしている場合じゃない。
加減ができない、仕方がわからない、それくらい頭がこんがらがってしまう。
感情は次の日になればおさまっているので、大体次の日の朝普通に謝罪する。
主に身勝手な行動や損害被害パレード関連などについて。
ただ本人はした行動に対しては悪いと思ってない。
相当根に持つタイプではあるので、誰が誰に何をしたか正確に覚えてる。

感情がキャパオーバーすると涙に変わる。
それは喜怒哀楽どんな感情であっても。
元々涙脆い方ではあるので、決して泣き虫という訳では無い。