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空間に白夜自身は入れない。
そして入れられた人物は、白夜が許可をだすまで空間から出られない。
そのため白夜が倒れても能力解除にならない。
空間をいじることはできないものの、空間内の様子を見ることはできる。
また、空間内の声は聞くことが出来るため、その中にいる人に話しかけたりできる。
空間を見る際は目を閉じて見ようとすれば見ることができ、話す際は話したいと思えば念話のようなもので話すことができる。
人を持ち運びすることができる。
これは、ある場所で能力を使い人物を閉じ込め、そこからどれだけか進み、その進んだ先で人物を出すと、結果的に今いる地点まで人を移動させたということになることを利用したもの。
デメリットを理解しているため、緊急の時しか使わない。
空間内と外の時差はない、同じように時間は進む。
だからこそ、見て会話して持ち運びできる。
それだけでなく、空間内ではお腹も空かない喉も渇かない。
なんとも不思議な空間。
入れる際に反動が来るだけで、出す際は反動は来ない。
3回が限界で、1回目は身体能力の低下や回復速度の減速し、2回目は力が抜けて動けなくなり、3回目は血を出して倒れる。
1回目は半日で回復するが、2回目からは一日かかる。
これは加算式なので、ぶっ倒れた後(3回目)から完治するまでは二日半かかるということ。
しかし入れる人数はカウントされず、あくまで使用した回数をカウントする。
人がまだ空間に入っているのに、追加で数人入れることはできない。
1回人を空間から出してからでは無いと、使用ができない。
この能力は白夜の体の細胞だの何だのを極端に消費するもの。
まだ幼く、発達途中であるが故に細胞が少なく、反動に耐えられなかったっていうのが本当の理由。
完成している細胞までも奪ってしまうから。
能力を扱えるようになったのは努力の成果は少しはあれど、大半は体の成長によって細胞の数が増えて耐えられるようになったから。
つまり身長が伸びなかったり、顔立ちが少々幼くなったのはこの能力が原因。
能力使用抑えていたらもっと成長していただろうに。
このことに本人は気づいてない。
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