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「この前、珍しく他の方の居酒屋に行ったら『餓鬼が何しに来た！』と怒鳴られてね。いや驚いたよ。見た目はここまで影響するのか、とね。その後、獄丁副長だと知った時の周りの反応はいささか面白かったよ、ふふ」
「獄丁長が怖くないのか、ってよく聞かれますが、流石の僕でも怖いですよあの人。何事にも厳粛ですぐ拳骨振いますし、何よりあの風格。油断も隙もまるでなくて、どう攻めても倒せない。本当に厄介…………あっ、ああいやなんでもない」
「戦闘になるとついつい熱入ってしまってね。だって、戦闘してる時が一番感情が表に出るんだから、仕方ないだろう？ ……そんな感情、いらないのにね。全く、嫌なものだよ。本当に厄介」
「早く降参してくれないものかな。……ふぅ、っ、厄介だな………本当に。どうしたものか」
「ふふっ、あっはははは！！ まだ抗うか、そんな状態で！ ………ああ、人間ってそうだったね。危機的状況に至ると、現状に抗おうと悪足掻きをする。なんて………っ、はぁっ、なんて愚かで美しい…………！ 全く勝てる見込みのない相手だとわかっていても尚足掻き、当たって砕けようとする！ 実際君はまだ僕に勝とうとしている。希望にすがっているそうだろう！？ 愚かしい、実に愚かしい……っ、あぁっ……これだから戦いはやめられない………！」
「もっと足掻いて、抗って見せてよ！！ はぁあっ……もっと、もっと楽しませて………！！！ もう……っ、加減が出来なくて………っ！！ ………その感情を、もっともっと見たくて見たくてしょうがないっ！！！」
「あーあ……この感情厄介だな。どうしても逃れられない。嫌だな………なんでこんなに楽しいと思えてしまうのか」
「〜♪ ふぅ、久しぶりに歌声を出した気がする。最近忙しかったから少し音程がズレていたような……おや、もしかしてずっと聴かれてたかな？ 下手な歌を聞かせてしまってすまないね」
「"はじめまして！ 私、
「女性のキャラ付けは少々厄介だな、少々ブレてしまう。あー……"あーあー……私っ、貴方と色んなところ行きたいの。私と一緒は……嫌？"……なんかあざといな。もっと抑えめに………おやおや、聞かれていたとは」
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