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■老舗旅館『和歌月』
彼女の実家で経営している旅館であり、創業は200年以上。
現在は彼女の両親が営んでいるが、元々は彼女の曾祖父母が始めた事業であり、本来は定食屋だったそう。
定食屋の時は彼女の曾祖父が始めた事業であり、この時は未婚。
料理が人気になりはじめた頃、近くに旅館を建てた方がいた。
旅館を営業していたのが彼女の曾祖母である。
そう、旅館に定食屋の料理を出して欲しいと頼み、それを承諾したことでその旅館に泊まる方が続出。
恐らく遠くから用事があって来た人が、定食屋の料理を食べたいという理由もあり、一石二鳥であるここに泊まりに来たのだろう。
大繁盛したことで、遂には統合し(曾祖父母がご結婚なさって)、後の老舗旅館「和歌月」が誕生したそう。
まあ、店の沿革はともかく、この旅館の魅力は何より料理である。
理由は上記した通り、元々定食屋であったため。
そして、現在、料理だけ出す昔ながらの定食屋も付属でついており、泊まる予定のない方でもご飯は食べることができるようになっている。
芽花市にお越しの際は是非、当店『和歌月』へお越しくださいませ。
■和歌月家
使用人が普通にいる。
ざっと15人程度だろうか。
彼女の専属で一人、
結構歳の男性の方であり、小さい頃からずっとお世話になっている。
彼女の話に出てくる使用人はほとんどこの方。
最近はよく、車の送迎をしていただいたりしてもらっているそう。
優しい温厚な方ではあるが、怒るとちょっぴり怖い、素敵な方。
彼女は旅館のお手伝いをしている。
特にお金が欲しいからではなく、両親のお手伝い、という理由で自ら行っていること。
しかし、両親は一応働いた分の料金を振り込んではいるらしい。
お小遣いプラスで給料をという感じらしいが、まあ、彼女はそこまできにしたことは無い様子。
ちなみに、お小遣いの額は非公開ではあるが、まあ聞いたら驚く値段ではある。
銀行に入っているため、通帳を見ればわかるが、まあ……恐ろしいことになっているだろう。
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