国を守る番犬で在れ【警察学校組】 (ページ2)

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第一話ページ2

俺には、好きな人がいる。

警察学校時代に出会い、お世話になったのもあるけど…

何より、一目見た瞬間…全身に電気が走るような感覚があり…

それと同時に、自分がこの子のことが好きなんだと自覚した。

でもそれから、彼女が普通の恋愛とかを避けていることもわかっていた。

だからこそ俺は…彼女が気持ちを受け止めるための整理ができるまで…待ち続ける。

彼女が、彼女自身を好きになれるまで。

＿＿＿＿警察病院

看護師「…って感じで、この間きた刑事さんすごくイケメンでさぁ…」

看護師「わかる…でも私はやっぱり…って絵馬先生～！お疲れ様です～！」

雪乃「お疲れ様です」

看護師「絵馬先生はどう思いますか？？刑事さんの出入り結構あるじゃないですかここ！誰が一番イケメンだと思います？？」

看護師「絵馬先生なんて捜査一課の刑事さんたちともかかわりあるじゃないですか！」

雪乃「うーん…イケメンの概念がちょっとなぁ…」

看護師「先生綺麗ですし選びたい放題でしょ！」

雪乃「ないない」

看護師「先生は性格重視派なんですねぇ…どういう人がお好みなんですか？」

雪乃「うーん…犬みたいな…？」

看護師「犬系男子ってことですか！？」