黑【CS集】 (ページ38)

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【特殊枠】

異常性癖持ち
└オキュロフィリア(眼球性愛)

【能力の代償】

能力を使った対象の人間の年齢分だけ自分の寿命が減る。また、それが容姿に変化を起こすわけでもないため複数回使えば使用直後に意味も解らず亡くなることも可能性としてはあり得る話である。また、能力をに14歳の少女に対して一度使ったため、現在の千歳の寿命は14年分少なくなっている。
また、それとは別に明確に分かる代償がある。色覚を能力を使った対象の人間の年齢分だけ奪われるという事だ。ちなみに数年間待つ事で復活はする。14歳の頃に同い年の少女に向けて使った所為なのか、25歳になった時に久しぶりに色覚を手に入れ、美しいと思っていると同時に少々目への刺激が強いと思っているらしい。

【身長、体重】

172cm/56.2kg

【過去】

犯罪者が先祖であることを恥じる一族に生まれた。

一族はその犯罪者の血筋であるが故に、人間を愛し、護ることを己れらの贖罪として生きてきた。千歳自身もその教えを幼いながらに受け、人間を愛し護ってきた。人にどれだけ嫌なことをされようとも、謝られたら絶対に許さなければいけない。謝られなくても絶対に許さなくてはいけない。それが私たちにできる償いだから、と、そう教えられてきた。

12歳の頃、恋をした。……多分の話ではあるが。同い年の少女に対してだった。彼女の瞳に一目惚れをしたのだ。正直、性格なんて、顔なんてどうでもよかった。ただ、その宝石のような瞳に恋をしたのだ。それを家族に言えば、幻滅された。何故かって……？それは、犯罪者の先祖も美しい瞳を求めて犯罪を、殺人事件を起こしたから。親は一層厳しくなった。先祖のように人を殺さぬように、と。

そんな中、事件が起きる。

少女を能力により殺してしまったのだ。千歳の能力の発動条件は何かを心から拒否する事であった。何故、拒否してしまったのかは本人が言わないためお蔵入りとなっているが、恐らく、殺されそうにでもなったのだろう。千歳はその少女の瞳しか見ていなかったから、気づかなかっただけできっと嫌われていたのだ。

親は人を殺めてしまった千歳を監I禁し、もう2度とこの様なことが起こらない様にと躾けた。本気で嫌がらない程度に程よく躾けて、今の性格を作り上げたのだ。母は全てを教えた、学校などにも行かせず、ただひたすらにこれ以上人を殺さない様にさせた。

ある日、母が目を離したすきにその部屋から半ば無理やり逃げて脱出を図った。脱出は無事成功し、今に至る。家族内ではすでに死んだことにされているそう。

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