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「 今度、練習試合あるから良かったら見にきてよ。」

龍「 そうだよ、飛貴くん。たまには気分転換にさ。あっほら、瑞稀くんも誘ってさ。」

「 瑞稀くんって誰?」

龍「 ほら、前にチラッと話してたじゃん。飛貴くんの家に住んでるって。」

「 あー、言ってたね。俺も会ってみたい。是非一緒に来てよ!」

『 まぁ…都合が合えばな。』



瑞稀くん…

昨日、何があったのか気になる…


瑞稀くんと話したい。



『 俺、そろそろ帰る。お祖父様にも挨拶したし。』

龍「 えっ、もうちょっとしたら伯母さんくるんじゃなかったの?」

『 会いたくないからもう帰るんだよ。』

龍「 …そういうことか。ほんと相変わらずだね。」

苦笑しながらそう呟く龍斗。


『 じゃあな、龍斗、大昇。』

「 うん、飛貴くん、またね! 連絡してよ!」

そう言って手を振る大昇に、俺は曖昧な笑みを浮かべて手を振り返した。



野球の練習試合か…

野球なんて、瑞稀くん興味あるかな?


そんなことをふと考えながら、帰路についた。

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作者名:wawa | 作成日時:2021年1月14日 15時

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