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涼と連絡先を交換した翌日…

早速、家に遊びに来ないかと誘われた。

涼の家族にも挨拶したいと思っていたし…誘いに応じてお邪魔させてもらう事に。

おじさんもおばさんも、昔の面影のまま元気で明るくて、久しぶりだったから少し緊張していたけど、すぐにリラックスして話すことができた。


皆でリビングで談笑した後、涼の部屋へと移動した。

「 今日は来てくれてありがとう。親父もお袋も喜んでたよ。」

『 ううん、こちらこそ懐かしくて、楽しい時間を過ごせたよ。お姉さんに会えなかったのは残念だけど。』

「 まぁ、またいつでも会う機会はあるよ。アイツもたまにカフェ手伝ったりしてるから。」

『 そっか… うん、またの機会に会えたらいいな。』

「 それより、瑞稀のお父さん…入院してるなんて、びっくりしたよ。」

『 うん… まぁ、色々あってね。命に別状はないんだけど。最近は調子いいみたいだし、心配しないで。』

「 そっか… 今度さ、お見舞い行ってもいい?」

『 えっ、うん、もちろん。でも本当に気を遣わなくていいんだよ。気持ちだけで充分だから。』

「 俺もおじさんに会いたいんだよ。子供の頃、遊んでもらった記憶あるし、懐かしくてさ。」

『 うん、そうだね。その気持ちわかる。俺も、涼のご両親に会えて嬉しかったし。』

お互いに懐かしく、穏やかな気分で微笑み合った。

123→←121.瑞稀side



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作者名:wawa | 作成日時:2020年8月8日 21時

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