検索窓
今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:16,415 hit

93 ページ43

雄登くんに見せたかったって…
どういう意味?


あの時、見られてたの?

でも…雄登くんは何も…


一体、どっちなんだ?


気になって仕方がないけど…

飛貴くんにも雄登くんにも、本当の事を知るのが怖くて聞けそうにない。


そういえば…

今日の雄登くん、俺を避けてるみたいだった。


やっぱり、気づかれてしまったのかな?

知られたくなかったのに…

だとしたらきっと俺のこと軽蔑してる。


思ってた以上にショックを受けている自分に気づく。


これから…どう接したらいいんだ?



そんなモヤモヤした気分を抱えたまま…週末が過ぎていった。



そして週明け、月曜日の朝。


眠いなぁ…
まだ寝たい。

昨夜も飛貴くんとしたから…
寝不足なんだ。


でも遅刻しちゃうし起きなきゃ。


何とか起き上がって、急いで着替えてダイニングへ向かった。

「 おはよう、瑞稀くん。起きれたみたいだね。」

もう朝食を食べ終わってる様子の飛貴くん。

『 おはよう… うん、まだ眠いけど、何とか。飛貴くんは、今日は少し早いね。』

「 うん、生徒会の用事があってね。少し早めに出るよ。それじゃ、お先に。瑞稀くん、遅刻しないようにね。」

『 あっ、うん。いってらっしゃい。』


いつもと変わらない様子の飛貴くん。


でも…相変わらず何を考えているのかさっぱりわからない。

飛貴くんの一挙一動に、振り回されてばかりいる。

94→←92



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
28人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:wawa | 作成日時:2020年6月3日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。