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それから無事に、千秋楽の舞台は終了した。

藤「 いい舞台だったなぁ。終わるのがもったいないくらい。」

「 うん、もうちょっと、見ていたかったね。」

『 じゃ、楽屋に挨拶に行こうか。』

3人で楽屋へと向かう。


藤「 龍我、那須! 千秋楽、おめでとう! 頑張ったな。」

龍「 藤井くん! ありがとう。浮所と瑞稀くんも来てくれたんだ。」

ニコニコ笑顔で無邪気に喜ぶ龍我。

「 龍我、お疲れさま。ほんとよく頑張ったね。」

龍「 うん、もっと褒めて。近いうちに打ち上げやると思うから、良かったら瑞稀くんも来て。」

「 うん、都合つきそうなら行くね!」


那「 瑞稀くん! 」


「 那須くん、お疲れさま。最後まで乗り切ったね。」

那「 うん、色々と心配掛けたけど、…何とかね。瑞稀くんのおかげだよ。ありがとう。」

「 えっ…いや、そんなことないって。大袈裟なんだから。」

那「 ううん、本当に。」

微笑んで瑞稀くんを見つめている那須。


なんだ…あの那須の態度は…?

気のせいだろうか…
那須の纏う空気がどことなく甘い気がした。


そんな様子を龍我もジッと見つめていた。


龍我?


それから瑞稀くんは、優斗くんのとこに話をしに行ったみたい。


岩「 浮所! お前も来てくれたんだ。藤井くんから、瑞稀くんと来るって話は前から聞いてたけど。」

『 大昇… うん、昨日、急に思いつきで藤井くんに誘われてね。』

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作者名:wawa | 作成日時:2019年11月15日 8時

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