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先輩の後ろ姿を見送って振り返ると…
さっきまでの笑顔とは裏腹に、飛貴はゾッとするような冷たい顔をしていた。
飛貴？
飛貴のこんな顔…今まで一度も見たことない。
「 爽やかで、カッコいい先輩だね。 面識はなかったけど…すぐにわかったよ。」
冷たい顔は一瞬のことで、笑顔でそう言ってくる。
『 う、うん… 先輩は野球部で、たまにダンス部で応援行ったりしてるんだ。』
「 知ってる。兄貴からも聞いてたし。きっと性格もいいんだろうね…俺と違って。」
『 飛貴？ お前…何考えてる？』
「 別に、何も。そんな警戒しないでよ。俺とのことバラしたりしないから安心して。」
そう笑顔で言う飛貴。
飛貴…本当に大丈夫なのか？
俺は、漠然とした不安を覚えていた。
それからGWの連休も終わり、試験期間も過ぎ、6月に入った頃のこと。
飛貴から、友達を紹介したいから放課後付き合って欲しいと連絡がきた。
俺に紹介したいって…何でだろう？
少し疑問に思いながらも、待ち合わせしている校門に向かった。
「 瑞稀くん！ こっちこっち。」
『 飛貴、ごめん、待った？』
「 ううん、俺達も今 来たとこ。 紹介するね、同じクラスの岩崎大昇。」
大「 初めまして。瑞稀くんって呼んでもいいですか？」
愛想のよい笑顔を浮かべている岩崎くん。
『 うん、構わないよ。よろしくね、岩崎くん。』
大「 はい、よろしくお願いします。俺のことも良かったら、大昇って呼んでください。」
『 うん、わかった。』
岩崎くんは人懐っこい子だな。
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wawa(プロフ) - ハヤテさん» そういって貰えると嬉しいです(^^) (2019年8月20日 9時) (
レス) id: 3b6a9e14ab (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - いや、最後まで見ますよ！作者さんのお話は、大好きなので！(⌒‐⌒) (2019年8月19日 22時) (レス) id: ef8049b1e6 (このIDを非表示/違反報告)
wawa(プロフ) - ハヤテさん» ありがとうございます(^^) これまた長い話になりますが、楽しんでいただければ幸いです。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: 3b6a9e14ab (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - おもしろいです。続きが楽しみです！ (2019年8月18日 16時) (レス) id: ef8049b1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wawa | 作成日時：2019年7月25日 8時
