検索窓
今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:17,565 hit

61 ページ11

それからしばらくは平穏な日々が続いていた。

何より、優斗先輩と前みたいに話せるようになったことが嬉しかった。


そして、飛貴との関係も…

相変わらず続いていたけど、これといった波風が立つようなこともなかった。


やがて年が明け、飛貴の受験も終わり、4月からは同じ高校に通うことに。

「 これで俺も晴れて高校生。 瑞稀くんと一緒に通えるね!」

『 そうだね。合格おめでとう!』

満面の笑みで嬉しそうな顔をしている飛貴。

やっぱり可愛い…って思ってしまう。

『 合格祝い 何がいい?』

「 え、いらないよ何も。ただ瑞稀くんが側にいてくれたらそれで。」

『 バカ…何言ってるんだよ。』

「 本当だよ。しいて言うなら、そうだな、久しぶりにデートして欲しい。」

『 わかった、いいよ。』


ここ数ヶ月は、さすがに飛貴も受験で忙しくて一緒に出掛けたりしてなかった。

久しぶりのデートは、遊園地に出掛けた。
受験のストレス発散にはピッタリだよな。

春休みということもあって混んでいたけど、久しぶりにはしゃいで楽しかった。

帰りに飛貴の家に寄ると、直樹が不貞腐れていた。

直「 ちょっと! 遊園地 行くなら俺も誘ってよね。2人だけでズルい!」

『 ごめんごめん。今日は飛貴の合格祝いだったからさ。また今度一緒に行こう。』

「 そうだよ! 俺のお祝いで瑞稀くんが連れてってくれたんだから。」

直「 はいはい…わかってるよ。次は絶対ね!」

こんなに拗ねてる直樹、久しぶりだな。

思わず苦笑してしまった。

62→←60



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

wawa(プロフ) - ハヤテさん» そういって貰えると嬉しいです(^^) (2019年8月20日 9時) (レス) id: 3b6a9e14ab (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - いや、最後まで見ますよ!作者さんのお話は、大好きなので!(⌒‐⌒) (2019年8月19日 22時) (レス) id: ef8049b1e6 (このIDを非表示/違反報告)
wawa(プロフ) - ハヤテさん» ありがとうございます(^^) これまた長い話になりますが、楽しんでいただければ幸いです。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: 3b6a9e14ab (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - おもしろいです。続きが楽しみです! (2019年8月18日 16時) (レス) id: ef8049b1e6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:wawa | 作成日時:2019年7月25日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。