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俺は橋本くんに宣戦布告した…のか?

我に返ると、今更ながら冷や汗が噴き出してきた。

どうしよう…

俺、どうしてあんなことを?

いや…もういいんだ。

もう二度と、橋本くんに振り回されたりしない。

俺は、瑞稀くんの言うことだけ信じてればいいんだ。


急いで待ち合わせ場所のカフェに向かうと、先に着いていた瑞稀くんが待っていた。

『 瑞稀くん、お待たせ。えと…久しぶり。』

「 優斗… うん、久しぶり。」

はにかんだように笑う瑞稀くん。

やっぱり瑞稀くんには笑顔が似合う。

『 ごめん…俺、ずっと謝りたかったんだ。瑞稀くんのこと傷つけるようなこと言って、本当にごめん。』

俺は思いっきり頭を下げて、テーブルに頭を打ち付けた。

イタッ…痛った!!

「 え!? ちょっと…優斗、大丈夫?」

『 あははは、、大丈夫大丈夫。勢いつきすぎちゃった。』

一瞬、唖然としていた瑞稀くんだったけど、クスクスと笑い始めた。

「 ほんと優斗って、面白いね。何しでかすかわからなくて…目が離せないよ。」

『 あはは、、鈍臭くてごめんね。俺、落ち着きなくて。』

気恥ずかしくて…笑ってごまかす。

『 あの時は、本当にごめん。俺、冷静じゃなかった。自分に自信が持てなくて、ごちゃごちゃと悩んでた。そのイライラを瑞稀くんにぶつけてしまって…反省してる。』

瑞稀くんは、黙って俺の話を聞いてくれている。

『 俺…瑞稀くんを失いたくない。側にいられるなら何でもするから…こんな俺を許して欲しい。俺は、瑞稀くんがいないと…』

75→←73.優斗side



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wawa(プロフ) - ハヤテさん» コメントありがとうございます(^^) 励みになります! (2019年8月15日 19時) (レス) id: 3b6a9e14ab (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - おもしろかったです! (2019年8月15日 15時) (レス) id: ef8049b1e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:wawa | 作成日時:2019年6月14日 8時

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