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47.雄登side ページ47
今日は、学校帰りに後輩の家にお邪魔して夕食をご馳走になることに。
龍我の奴… 唐突に誘ってくるから。
まぁでも龍我の家に行くのも久しぶりだし…
機嫌良く楽しそうにしてるから…
まぁいいか。
懐かしいなぁ…
この辺りの景色は変わらない。
龍我とは、子供の頃からの幼馴染みで、昔からずっと仲が良い。
いつも俺の後ろを追いかけて来てたって。
まさか…高校まで追いかけてくるとは思ってなかったけど。
家に着くと龍我のお母さんが歓迎してくれた。
「 雄登くん、久しぶり！ 元気にしてた？ 相変わらず素敵ね〜。」
『 こんにちは、お久しぶりです。おばさんも元気そうで良かったです。』
「 学校で、龍我が迷惑かけたりしてない？ あの子ほんと、そそっかしいしバカだから。」
「 ちょっと！バカはないでしょ、お母さんヒドイ！」
「 だって、この間だって赤点とってくるし。雄登くんに勉強教えてもらったら？」
「 あーもー、うるさいなぁ！ 那須、行こう。」
おばさんの小言にウンザリしたのか急ぎ足で2階へと上がる。
俺は苦笑しながら、おばさんに会釈して龍我の後に続いた。
「 ったく、赤点とか那須の前で言わなくてもいいのに。」
『 別に知ってたし、今更だろ。』
「 ふん、ほっといてよ！」
『 お前さ… 何も無理してまでうちの
高校受けなくても良かったのに。』
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作者名：wawa | 作成日時：2020年4月29日 17時
