元帝光中バスケ部の彼はキセキの世代に狙われてますパート2 (ページ10)

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それぞれの思いページ10

夏希君と約束をしてもう少しで3ヶ月と少しが経とうとしていた。

僕らは練習試合で勝ち続け、2日後に海常高校との練習試合を控えていた。

シュ
シュパっ

伊「おー、これで100本中95本成功してるな」

日「っち..軌道がブレた」

伊「そうか？良かったと思うけど」

日「お前、人のことより自分の心配しろ」

伊「俺？俺は習得したよ。今ではイーグルアイ使わなくても場所がわかる」

相「気を抜いちゃダメよ。いつダメになるなわからないんだから」

日「分かってる....もうあれから3ヶ月経つな」

伊「確かに、藤堂が戻ってくるまで後1ヶ月か」

相「...本当に戻って来てくれるかしら」

黒「大丈夫ですよ」

伊「黒子」

黒「夏希君と約束しましたから。彼は必ず戻ってきます」

日「...俺たちが信じてやらないでどうする」

相「...そうね」

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緑「....」

高「真ちゃん？どったの？」

緑「...1ヶ月」

高「ん？」

緑「あいつが、戻ってくるまで1ヶ月」

高「あぁ、なっち？そっかー、もうそんなに経つんだー」

緑「....」

高「大丈夫。なっちと約束したんだろ？だったら信じて待とうぜ」

緑「何も言ってないのだよ」

高「顔に書いてあるww」

緑「黙れ」

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青「...」

桃「あー、やっぱり！ここにいた」

青「さつきか..なんか用か」

桃「なんか用か....じゃないわよ！もう練習始まるよ！」

青「分かってる..」

桃「もしかして、なっちゃん？」

青「あ？んなわけあるか」

桃「なっちゃん、戻ってきてくれるかな」

青「戻ってくる。あいつは俺たちに約束した」

桃「...そうだね」

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紫「室ちん、お菓子食べていい？」

氷「今はダメだよ」

紫「え～」

氷「...淳、なんだか嬉しそうだね」

紫「は？何言ってんの」

氷「彼がもう少しで戻ってくるから..かな？」

紫「そんなんじゃないし～」

氷「クスクス...素直じゃないな」

紫「うるさいし～」

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実「征ちゃん、なんだか嬉しそうね」

赤「え？」

実「顔がニヤけてる」

赤「...そんなつもりは無かったが、顔に出ていたか」

実「えぇ。....もしかして彼の事？」

赤「...あぁ。1ヶ月後にこちらに戻ってくるんだ」

実「そう。楽しみね」

赤「あぁ」

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黄「後、1ヶ月...もう少しっスね。楽しみに待ってるっスよ、夏希っち」

先「黄瀬！！練習再開すんぞ！！」

黄「あ、はい！今行くっス！！」