元帝光中バスケ部の彼はキセキの世代に狙われてますパート2 (ページ11)

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約束の日ページ11

次の日

相「今日は午前中練習をして、午後からは明日に支障が出ないために練習はなしよ！！」

小「っしゃー！！」

伊「正直助かる...体が筋肉痛でやばい」

日「あぁ、俺もだ」

黒「監督。僕残って練習してもいいですか？」

相「え、いいけど..何かあるの？」

黒「いぇ、ただ今よりもっと強くなりたくて」

相「...いいわよ。ただし無理はしないこと」

黒「はい」

日「監督、やっぱおれも午後練するわ」

相「え？」

日「あいつに言われた課題、完璧にこなしてねーし。あいつが戻ってきた時、驚かせたい」

伊「じゃあ俺も」

相「えー？伊月くんも？」

結局、みなが午後練をする事になった。

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パシュ

日「98」

パシュッ

日「99」

パシュッ

日「100」

ダン、ダン、ダン

日「ふぅ....」

黒「日向先輩、お疲れ様です」

日「おー。なんとか入った」

伊「最後危なかったけどなー」

日「うるせーよ」

小「おぉー！入ったぁぁぁぁぁ」

日「コガ、うるせー」

『皆さん、お疲れ様です』

日「本当疲れた.....え！？」

体育館のドア付近から聞き覚えのある声が。皆一斉に振り返り声のする方へ視線を送る。

そこには、皆が待ち焦がれていた人物が立っていた。

全「夏希くん/藤堂！！！！！！！」

『今帰りました』

みな練習を放って一斉に夏希のところへ駆け寄る。
夏希は周りを囲まれる形になっていた。

黒「夏希くん！？ど、どうしてここに！」

日「お前帰ってくるの1ヶ月先じゃなかったか！？」

伊「は？幻覚！？いや、でもみんなに見えてるし」

小「いや本物だろ！？」

『皆さん落ち着いてください』

黒「落ち着いてられません！！どうして！！」

『実は、思ったより早く技を身に付けることが出来まして、ナッシュにもう教えることはないと言われました。だから、早く皆さんに逢いたくてダメ...でしたか？』

黒「ダメじゃないです！！」

黒子は強い力で夏希を抱きしめる。
それを見た日向達も抱きついた。

『わっ！あはは、皆んなが抱きつくと倒れちゃいます』

黒「夏希くん、おかえりなさい」

黒子の一言で夏希は微笑む。

『ただいま、みんな』