天然ゆるふわ男子はFischer'sのメンバーです。 (ページ8)

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家系ページ8

＊オリジナルストーリーです

今日はシルクの家にお泊まりです。
ご飯食べて、YouTubeみて、ゲームして楽しかったよ。
シルク？シルクは今、動画の編集してるよー。
だから、僕は今Fischer'sの動画見てる。

シ「よしっ」

『編集終わった？』

シ「うん。今、動画あげた」

『お疲れ様』

シ「あー疲れた。風呂入ってこよ」

『僕、先に寝ててもいい？』

シ「いいよ。てか、もうそんな時間？」

『うん。今、3時』

シ「まじか。適当に布団持っていっていいから」

『わかったぁ』

シルクはお風呂に行った。僕は部屋に行き、布団に入ってウトウトしてた。けど、急に悪寒が走り嫌な気配を感じた。

『っ!!!!!!!』

勢いよく起き上がって部屋を出てドアの隙間から"それ"を凝視する。

『.....どうしよ..シルク、お風呂行っちゃったし』

暫く、僕は部屋の隅に立っている"それ"とにらめっこしていた。

ガチャ

シ「..何やってんの」

『シルク！(ｷﾞｭｯ』

シ「なに？どうした？」

『"アレ"が出たっ』

シ「あー....ごめん。あの部屋幽霊出るんだった」

そう。"それ"とか"アレ"とは、幽霊のこと。
僕もシルクも昔から霊感が強く、幽霊が見える。
特に僕の家系は母方の祖母が霊媒師だった為、家族全員霊感がかなり強い。
母親は祖母の影響か霊を払うことが出来るけど、僕と弟にそんな事出来るわけもない。

更に僕はかなり霊に取り憑かれやすい体質らしく、心配した祖母から貰ったお守りを肌身離さず持っている。

シ「リビングで寝る？」

『うん。でも、一人...怖い』

小さい頃から霊が見えていたので恐怖はない。でも、取り憑かれて金縛りにあったり、やばい状況になった事が何度もあるので、身構えてしまう。

シ「んじゃあ、一緒に寝るか？」

『うん...ごめんね』

シ「いいよ」

シルクといると何故か霊は襲ってくる事も、金縛りに合うこともない。
母親が言うには、シルクには強力な守護霊がいてシルクや周りにいる人間を守ってくれるらしい。
だから、シルクには事情を話して側にいてもらっている。

シ「やばい霊？」

『....かなり』

霊媒師の家系のせいか、人に危害を与える霊かそうじゃない霊なのか分かる。
だから僕は心霊系の撮影には決して出ない。

シ「お守りを持ってる？」

『うん。ちゃんとあるよ』

シ「俺の部屋行こう」

バタン

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