天然ゆるふわ男子はFischer'sのメンバーです。 (ページ19)

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付けられてるページ19

『...本当にやらなきゃダメ？』

シ「罰ゲームだから」

『うぅ、、、』

モ「頑張ったら、カルピスとお菓子買ってあげるから」

『頑張るっ..』

僕は今、女装してます。
それは何故かって？以前、動画でやった企画で負けてしまい罰ゲームを受けることになったから。

『これ...であってるのかな？』

パシャ

モ「ヒナ似合ってるよ」

『もっきゅん、それ嬉しくないよぉ』

マ「それで街とか歩いても、絶対ヒナってバレないだろ」

シ「確かに」

『それは、やだっ...。ね、写真撮ったからもう脱いでいいかな？』

モ「いーよ。お疲れ様」

僕はすぐにいつもの服に着替えて安堵した。

『もっきゅん、ご褒美ちょ〜だい』

モ「これから買いに行く」

『あ、じゃ僕も行くっ』

モ「マサイと、シルクはいるものある？」

シ「飯」

マ「特にない」

モ「じゃあ、行ってくる。ヒナ、行こう」

『うんっ』

ーコンビニー

『あ、これ新作だ。美味しそうだなぁ』

モ「何か他に買うものある？」

『これ見て。ガルボの新作出てる』

モ「本当だ。チーズケーキ味。美味そうだね」

『これも買う。それからこれと、これも』

モ「カゴいっぱいにお菓子ww子供みたい」

『ん。これでいい』

ー会計中ー

店「全部で2500円になります」

『はい』

店「..あの、もしかしてFischer’sのさわやんさんですか？」

『そうです』

店「いつも動画見てます」

『ありがとうございます』

店「前回の動画、面白かったです」

『あ、あのビリビリの..』

店「はいっ。これからも応援してます」

『ありがとうございます』

会計を済ませた僕達はコンビニを後にした。

『まさか、コンビニの店員さんがウオタミさんだったなんて驚いた』

モ「そうだね。あ、しまった」

『ん？どうしたの？』

モ「シルクの昼飯買うの忘れてた！ヒナ、先戻ってて。俺、弁当買ってくる」

『わかったぁ』

モトキと別れ一キロ程歩いた所で、視線を感じた。

『？』

後ろを振り返ってみたけど誰もいなくて、また歩き出す。

『...』

だけどまだ視線を感じる。

『誰？』

もう一度振り返ってみたけど誰もいない。

『もっきゅん？』

呼びかけたけど反応がなく、怖くなった僕は後ろを振り返らず走った。

『(やっぱり、誰か僕を付けてきてる！どうしよ..)』

このままマサイの家に戻ったらまずいと思い、別のルートで大回りすることにして近くにコンビニがあったのでそこに入って直ぐにシルクに電話をかけた。