28. 目を覚ませば君がいて ページ30
side緑
眩しくて目が覚めた
カーテンの隙間から朝日がもれてたみたい
隣で眠る温もりに身を寄せれば、
ゴロッとこっちに寝返りをうつ
目をつむりながらも腕をまわし抱きしめられた
めっちゃ顔近い…
彼の規則正しい鼻息がまつ毛にかかる
こんな朝にも慣れたもんやなと愛しさがこみ上げた
「なぁ、起きてるん…？」
流「…んー、…ねてる」
低くかすれた声でまだぽやぽやしてる流星
答えてんやから、起きてるやん笑
なんか、構いたなって
足を絡ませる
んー、無反応…
背中に回してる手で、Tシャツの中にゆっくり掌をしのばせ撫でてみる
最近、筋肉ついてきて逞しくなったすべすべの背中が気持ちいい
流「んふふ…」
あ、笑った笑
顔を見上げればまだ目は瞑ったまま
ふと思いついて、目の前にあった顎を唇でぱくぱくしてみる
ちょっとジョリジョリしてる感触が、またおもろい
流「んふふ、くすぐったいって〜」
「あ、おひあ〜？」
顎くわえたまましゃべってるけど、おきたーって聞いたの
そしたら、
流「…んもうっ あかん！ とも朝から可愛すぎるねんっ！」
って、ガバッと起きて馬乗りになる流星
「うわあっ びっくりしたー…ふふっ」
上からキスが降ってきて、
目や鼻、首筋に軽くちゅっとされるのがくすぐったい
なんか、幸せな朝やなー…
そんなこと思ってると、ぎゅうっと苦しいくらいに抱きしめられた
ちょっと重たくてつぶされそう
「う〜…くるしいってー」
背中に腕をまわしつつも、文句を言ってやる
流「んふふ、 とも大好きやー…
俺幸せや〜」
耳元に顔を埋めて話すもんだから、かかる息が暖かい
「ふふっ おれも同じこと思ってたぁ〜」
嬉しくて、キスをしたくて少し横を向く
耳のあたりそのまま
ちゅっ
「…大好きやで」
パッと顔をあげた流星、満面の笑みで可愛らしい
流「うーわ！ いまの、やばい…」
どうやら、嬉しかったらしい…
「…っ ふふっ/// 」
ちょっと恥ずかしくなって、起き上がってキッチンへ向かうことにする
流「あっ、ちょお！ もう終わり〜？」
不満そうな声が後ろから追っかけてくる
→
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ゆうな(プロフ) - 茉莉波さん» いえいえ〜^_^しげじゅんの話し楽しみに待ってますね！ (2017年5月26日 18時) (
レス) id: 3a09aceb26 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉波(プロフ) - ゆうなさん» ありがとうございます！ こうやってしげじゅん登場させたからには、スピンオフ的な感じで書けたら楽しいそうだなーと思っております(^^) 今後ともよろしくお願いします (2017年5月26日 18時) (レス) id: a1f4838344 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉波(プロフ) - ちょこさん» 読み返して頂いてるなんて、嬉しい限りです！！ ありがとうございます！ (2017年5月26日 18時) (レス) id: a1f4838344 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 初めまして。いつもりゅうかみが可愛いのでほのぼの読ませてもらってます。しげじゅんのいちゃいちゃの方もすごく気になったんですけど、しげじゅんバージョンとか書かれたりしませんか？これからも更新楽しみにしてます！ (2017年5月25日 21時) (レス) id: 3a09aceb26 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はじめまして。大好きなお話なので、更新とってもうれしいです。りゅかみが可愛くて何度も読み返しています。 (2017年5月25日 21時) (レス) id: 05e2ec040f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉波 | 作成日時：2016年12月8日 18時
