23. それぞれの夜 ＊ ページ25
side青
淳「流星、ほんとに神ちゃん行かして良かったん？」
「っいいわけないやろ！ 照史と言えども、めっちゃ心配やで…！」
淳太が気ぃ使ってのみに誘ってくれたから、なじみの店に来てる
「でもさ…ともの言ってることも、否定はできないなと思って…」
淳「どういうこと？」
ともが言った、もっと大事にしてくれる人がおるかもしれへんって言葉が今の俺には刺さってた
大好きで大切な存在だから
毎日一緒にいたくて、始めた同棲
でも、一緒にいることが増えたせいか
ケンカだって増えた
ともには誰よりも幸せになってほしい、
幸せにするのはもちろん俺の役目がええけど……
…今の俺に自信はない
そんなことをなんとなく話して、
うんうんと聞いてくれてる淳太
「…俺はもう、ともがいなきゃダメやけど、ともは俺やなくても幸せになれるんちゃうかなってたまに思うんよね…
…照史やったら、なおさらやなぁ
絶対とものこと大切にしそーやん？」
悔しいけど、これは本心でもある
淳「…まあな…？ そりゃ、照史やもん。 」
淳太にこう言い切らせちゃうんやから、
ほんまかっこええよな〜…
はぁ…
淳「でもさ、神ちゃんが好きなんは流星やん！ 相当な愛やないと流星と同棲なんてできへんで！笑」
「…っ 淳太、ひどい笑」
淳「あはははっ せやから、流星が信じておいてやらんとな！」
うん！ せやなっ
あんまり彼女を疑いたくもないし！
俺のことを好きでいてくれるともを信じるのみ
メールくらいいれようかと思って、
テーブルの上に出してあったスマホを見る
ともからの連絡はない。
ともはともで、きっと普通に楽しんでるよな…
それと、少し
俺がいなくて寂しい…なんて思ってくれないかなぁ
なんて、呑気なことを考えながら
あえて返信はせずにスマホをバッグにしまった
大丈夫、明日になれば帰ってくるんやから
「っよし！ 今日は、たくさん飲んでも怒られへんしな！ 淳太、とことんいくぞ笑」
淳「奥さんの旅行に羽伸ばす旦那みたいやな…笑
いや、流星の場合は寂しくてヤケ酒か ふふっ」
淳太が、なんか言うてるけど気にしない！
…いや、
照史のことだって疑いたくないけど、
無防備なとも、ほんっま可愛いから泣きたいくらい心配やけどっ
いつもよりちょっと濃いめに作った焼酎と共に
もやもやした気持ちを一気に流し込んだ
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ゆうな(プロフ) - 茉莉波さん» いえいえ〜^_^しげじゅんの話し楽しみに待ってますね！ (2017年5月26日 18時) (
レス) id: 3a09aceb26 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉波(プロフ) - ゆうなさん» ありがとうございます！ こうやってしげじゅん登場させたからには、スピンオフ的な感じで書けたら楽しいそうだなーと思っております(^^) 今後ともよろしくお願いします (2017年5月26日 18時) (レス) id: a1f4838344 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉波(プロフ) - ちょこさん» 読み返して頂いてるなんて、嬉しい限りです！！ ありがとうございます！ (2017年5月26日 18時) (レス) id: a1f4838344 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 初めまして。いつもりゅうかみが可愛いのでほのぼの読ませてもらってます。しげじゅんのいちゃいちゃの方もすごく気になったんですけど、しげじゅんバージョンとか書かれたりしませんか？これからも更新楽しみにしてます！ (2017年5月25日 21時) (レス) id: 3a09aceb26 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はじめまして。大好きなお話なので、更新とってもうれしいです。りゅかみが可愛くて何度も読み返しています。 (2017年5月25日 21時) (レス) id: 05e2ec040f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉波 | 作成日時：2016年12月8日 18時
