第３話 最悪の再会 ページ5
個性把握テストは結果的に言うと、私と時透無一郎さんが同率１位で、最下位は緑谷出久。
その後は、その場で解散となった。
麗日「花音ちゃん、一緒に着替えに行かない？」
「すいません、用事が出来たので先に帰りますね。」
A組「「着替えるの早っ！！」」
あはは…仲良いね。柱になったらいやでも早着替え身に着くよ。
時透「花音、行こう。」
「了解。」
峰田「なんだよ！！カップルかよ！！」
「いや、ただの昔馴染みですよ。雄英高校に来て久しぶりに会ったのでゆっくり話そうと思ってま
して。」
私はそう言いながら、爆豪と緑谷にラインで謝罪の文を送った。
そう。二人は私と同中。しかも、小中高と一緒なんだ。いわゆる幼馴染ってやつ。
だから、爆豪と緑谷は仲悪いけど、私と爆豪や私と緑谷は仲が良い。
話を戻すと、今。私は時透無一郎と黙って２人で歩いてます。
時透「・・・ごめん。」
「何に対して？」
時透「…僕は、花音に酷いことをした。」
「愛さんが１番なのでは？私は、最後でいいんです。貴方たちが思った優先順位に私は入ってな
くて、愛さんが１番だっただけ。どうせ、赤の他人なんですから。」
時透「ごめん…皆も謝りたいって、償いたいって言ってるんだ。」
みんなとは、鬼殺隊人たちのことだろう。
・・・私が皆を助けたとは気付かれないようにしたんだけどなぁ。
みんなからしたら、
【最終決戦で命を懸けて戦った。みんなが大切にしていた愛は鬼だった。
そして、瀕死の状態だったが、気付いたら無傷。愛が血鬼術で直してくれたのか？
花音は愛をいじめた最低な奴。】って感じでしょ。
どういうことなの…
「私は信じられない。…もう、皆を。」
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作者名：ヲタクJC | 作成日時：2024年3月20日 21時
