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(シルクside)
家主より先に玄関のドアを開ける
ンダホ「ちょっと待ってよ〜」
ンダホの声が隣の家から聞こえるが、無視して先へ進む
シルク「お邪魔しまーす」と声をかけリビングに行くと俺を見てびっくりしてるツマホ
あいり「あれ、いらっしゃい(笑)」
何で?って言わないあたりに付き合いの長さを感じる
シルク「ちょっと事情聴取にきた(笑)」
あいり「何それ怖いんだけど(笑)」
ンダホ「俺より先行くなよ!」
やっと戻ってきたンダホは俺に文句を垂れると満足したのか息子を片手に抱え風呂場に向かってった
シルク「今日会ったんでしょ?その…何か言ってた?」
あいり「んー何か自分の方が楽しんでた気がするって」
シルク「Aのために考えたからな(笑)まあでも楽しかったなら良かった」
楽しんでた。
その言葉でデートは成功してたんだと安堵する
シルク「俺のこと少しは意識してくれたんかな」
1番肝心な部分。
シルク「連絡とってなくて、さ。」
あいり「まだ1日しか経ってないじゃん(笑)でもAの中でシルクの存在は大きいと思うよ。意識してるから連絡出来ないんじゃない?」
シルク「それって…いい意味?」
あいり「んーそうじゃない?(笑)」
上手くはぐらかされる。
シルク「何で誤魔化すんだよ、頼みの綱だろ!(笑)」
あいり「Aは知らないんだからフェアじゃないでしょ〜。それに私はシルクの味方じゃなくてAの味方だから!(笑)」
出会ってからの歴で言ったら俺のほうが長いのに
でもツマホの言葉に希望が湧いた
シルク「まあ意識してもらわねえと始まんねえし。」
ありがと、と言うと
あいり「いつもの自信どこいったの?(笑)」
なんてからかってくる。
シルク「うるせ(笑)」
ンダホ家を後にして自分家に戻る。
何にせよ、モトキがきっかけを作ってくれた
そして希望があるのも知った
期待していいのかな。
そう思うと居ても立っても居られなくて気付いたらAに電話をかけていた。
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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月18日 22時