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好き?私がシルクを?
A「そう、なの?」
あいり「逆にそれ以外あんの?(笑)」
その感情を消してた期間が長いからかしっくりこない
A「んー…分かんない、けどそういう感情捨てたから」
過去、知ってるでしょ?と付け足す
あいり「ん、でも恋しちゃいけない訳じゃないでしょ?そうやって自分に言い聞かせなきゃいけないほど無意識に恋してるんじゃないの?」
頭の中がぐるぐると混乱していく。
確かに他の人よりはシルクに惹かれているのは薄々感じていた。
でも自分自身の気持ちを否定しているのならどうしようもない。
それこそ無意識だ
A「シルクを好き、だとしても、恋愛自体が怖くなっちゃってるから何も出来ないよ」
男性に触れることは出来ない。
その確固たる理由がある限り、自分が恋愛するのを認められない気がする
あいり「無理に何かしろとは言わないけど、とりあえず恋しないだとか固定概念は消す意識してみたら?私はAがまた恋愛が出来るようになったなら嬉しいよ」
A「うん…ちゃんと自分の気持ちと向き合ってみる」
私の言葉であいりが頷く
あいりは背中を押してくれることはあるが決して決めつけることはなく、最終的には私が出した答えを必ず応援してくれる
A「う〜…あいり〜ッ!」
飛びつくと
あいり「暑い暑い(笑)」
そう言いながらも受け止めてくれた
あいり「まあ今すぐはっきりとはしないと思うけどさ、1つ言えるのは、シルクはいい人だよ」
うん。
1番知ってるよ。
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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月18日 22時