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(シルクside)



昼を食べ終わりAと服屋に向かう


服が欲しかった、ってのは建前で

厳密にはAが選んだっていう特別感が欲しかった



何か高校生みたいだな




長らく恋愛から遠ざかっていたからか、子供っぽい思考しか思いつかない



ふと横を見ると美味しいご飯を食べ上機嫌のA




…別に気にしてないか





ネガティブになりかけた気持ちを切り替えると店に入った。




店内には可愛いトレーナーやパーカーが並ぶ




シルク「着脱しやすいパーカーがほしいんだよね」


A「運動のときよく着てるもんね」



そういうとセットアップで並ぶ棚に目を移す






A「あーゆうのは?」

可愛くない?そう言って一着を取ると俺の前で当てがった



デート感あり過ぎてついニヤけてしまう

A「ねえ、聞いてる?(笑)」




彼女にそう言われ慌ててその服に目を通す。



シルク「おー可愛いこれ」




シンプルでロゴが小さく胸元に刺繍されている

下はそれと同じくシンプルなスウェットパンツ



自分でも好みのデザインだった





シルク「これにする」


長々と悩むのは性に合わないのですぐ決める。





A「えっ、そんな即決していいの?(笑)」

シルク「うん、俺も気に入ったし(笑)」





スタッフに渡すと、新品の在庫確認をしてくると言うので近くのソファに座った





顔を上げると、ぐるっと店内を見ていたAが1つのキーホルダーの前で止まるのが目に入る





わあ、可愛い

そう呟いたのが聞こえた



…よし。





タイミングよく戻ってきたスタッフと共にレジまで向かうと

シルク「あそこのキーホルダーも一緒にいいですか?」


と小さく告げる



察してくれたのか気付かれないようにスタッフの人が梱包してくれた








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設定タグ:フィッシャーズ , Fischer&039;s , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月18日 22時

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