25 ページ25
.
----------------------------
(シルクside)
まだ細かく聞いてみたいけど、ずっと喋り続けてて疲れるだろう。
みんなも聞き入っちゃって目がガチだわ(笑)
「とりあえず今日はこんくらいにしよ。ありがとうね。」
それぞれが動き出す。
ンダホ「そういえばシルクも名前で呼んでるんだね。」
「あー…、ちゃん付け長いじゃん?」
咄嗟にそう言うと、
ンダホはふーんとか言って携帯を見始める。
無駄に深掘りされなくてよかった。
A「ンダホくん、あいりって今家にいるの?」
ンダホ「いるよ〜」
ンダホが答えると、
A「じゃあ帰る前にあいりに会ってこうかな」
Aがそう呟いた。
マサイ「ん?今日ツマホに連絡してきたんじゃねえの?」
A「あー、今日は普通にシルクに連絡したよ」
彼女の一言で俺への注目が集まる。
モトキ「いつの間に連絡先交換してたの(笑)」
A「あ、そっか、あの時みんな寝ちゃってたんだ!」
明るい声が響いた。
マサイ「俺にも教えて。」
マサイの言葉に便乗してみんなが続く。
それと比例してパァッと顔が明るくなるA。
…みんな交換する必要ある?
その光景を見てるとモトキがスッと寄ってきた。
モトキ「さっきから顔が怖いよ、お兄さん」
気になってんの?
モトキは視線をAに送る。
「いや、そんなんじゃないよ。初めて会うタイプで新鮮だからそう見えるんじゃない?」
平常心を装ってそう告げる。
「俺に言う割にお前も連絡先交換してニヤついてんじゃんよ(笑)」
そうからかうと、
モトキ「そりゃ可愛くて、でも不思議でつかめないなんて、男心揺さぶるよねえ。それに俺、"推し"だし」
なんて勝ち誇ったような顔してる。
…俺より煽りセンス発揮してんじゃねえよ。
今日の俺はいつも通り、とはいかないみたいだ。
----------------------------
149人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みーみ。(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2022年9月12日 1時) (レス) id: c7074f5561 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2022年9月11日 10時) (レス) @page15 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月6日 21時