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マサイ「あ、えっとごめんね何か巻き込んじゃったみたいな形になって。」



急に2人きりになったためか少し気まずそうにマサイくんは口を開いた。

マサイ「俺人見知りだし、口下手だから何で言えばいいか分かんないけど…内心、心底感謝してる。」


A「内心心底…(笑) びっくりしたけど、私が出来ることなら協力したいし、あの日以来動画もすごい見てるからそれが糧になるならすごく嬉しいです。」


マサイ「"かて"ってどういうこと?」


…これは思った以上に

A「バカだ…。」

マサイ「おい、今失礼なこと言ったな。」


やばい、声に出てた。

A「あ、声に出てました?すいません…」

マサイ「その発言も失礼だけどな(笑)」




マサイくんのツッコミで笑い合う。

A「でもマサイくん、動画見てたら人見知りなイメージあるけど、実際話すとそんなに話さない感じでも無くないですか?」


今だって。

そう付け足すと

マサイ「…っ、結構今頑張ってるから。自分から会話振るの苦手なんだけど、俺と居るの気まずかったら申し訳ないなって…」

マサイくんらしい心遣いに

A「かわいい…」


思わずそう呟いた。




マサイ「ちょくちょく何かバカにしてねえ?」

A「いやいや、可愛いは最大級の褒め言葉です、けど不快にさせてたらすいません…」



つい俯くと、

マサイ「そこまで思ってないよ。(笑)ふざけ合ってたほうが俺的には話しやすいし。」

柔らかい口調でそう言ってくれた。



マサイ「つか何で俺だけ敬語なの?(笑)」


A「何で…でしょう(笑) 話す時間がまだ少ないから緊張してるのかも」

マサイ「じゃあそこからだな。はい、敬語なし。くん付けもなし。分かった?A。」


不意に呼ばれドキッと心臓が跳ねる。

A「えー…え…っと、マサ…イ…?」


マサイ「何で疑問系なんだよ(笑)」


少し顔を赤らめて、でも満足そうな表情が映った。


A「顔、赤いね(笑)」

マサイ「Aに言われたくねえよ(笑)」

A「なっ、マ、マサイより赤くにゃいっ!」

マサイ「にゃいって…(笑)しかも名前呼ぶのに戸惑い過ぎじゃね?」

A「マサイ…もよく動画で噛んでるじゃん!」



正直仲良くなれるか1番心配していた。
でも彼の器の大きさと気遣いに救われた。

ありがとうマサイ。



ちなみにみんなが来るまでずっとこんな感じだった。






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作品ジャンル:恋愛
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みーみ。(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2022年9月12日 1時) (レス) id: c7074f5561 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - これからも更新頑張って下さい!応援してます!! (2022年9月11日 10時) (レス) @page15 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2022年9月6日 21時

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