❤︎silk ver.3 ページ6
.
モトキ「…」
「…カメラのデータはこっちで処分するから」
私が言い切るとモトキが手を緩め男を解放する
男「ちっ、カメラ本体は返せよ」
SDカードを抜き取ると同時にダーマからカメラを奪い取る男
高橋「A。中学ん時のよしみで教えてやるよ。あん時と今の俺は全然違う。これが本来の俺だから勝手に偶像作んな」
そう言うとはやとたちは去っていった
ダーマ「よく耐えたな。殴ると思ったわ」
シルク「…まあな。A大丈夫か」
「うん…みんな助けてくれてありがとう」
1人ずつの目を見ていうとみんなが照れ笑いする
モトキ「でも帰してよかったの?」
「うん、写真も回収したし、…はやととの会話録音してたから」
マサイ「え、まじで?!すげえ!」
ポケットからレコーダーを取り出して見せた
それをマサイに渡しながら改めてはやとの言葉を思い返す
「私…人見る目ないのかな」
ンダホ「ん?」
「あれが、…はやとの本来の姿なのかな」
中学のときはキャラを作ってたなら…
ンダホ「…俺あいつと小学校一緒だけどさ、そんなやつじゃなかったよ。中学の方が本来の高橋だと思う。少なくともAのことはちゃんと好きだったと思うよ」
おおらかに笑ってくれるンダホ
「そう、かな?」
モトキ「俺もそう思うよ」
そう、だよね…!
私が好きだったはやとはいい思い出にしたい。
マサイ「つかあいつのことなんかもう気にすんなよ」
シルク「そうだよ。俺お前に告ってんだけど?」
…………そうだった。
「あっ、と…」
すごくナチュラルに言われたから夢かと思ってた
マサイ「…まあ、答えは大体予想はついてるけどな」
「え?」
ダーマ「あの咄嗟の時に名前呼ぶってことは…なあ?」
ザカオ「Aも同じかな?って、さ」
あの時はやとに腕を掴まれて。
無意識にシルクを呼んでた
いつからかただの幼馴染じゃなくて好きな人に変わってた
「…えっと、私、もシルクが好き」
ずっと口に出来なかった気持ちをそっと呟く
シルク「まじで?」
コクっと頷くとニヤけるシルク
ダーマ「お前顔きもちわるッ!」
シルク「うるせ。…A、俺と付き合って」
願ってもない言葉
「うん…!」
照れ隠しなのかシルクが私の髪を乱暴に撫でた
「「「おめでとう!」」」
みんなが拍手してくれるのが何だか照れ臭くて。
「ありがとう。…戻ろっか(笑)」
話題を変えてみんなの背中を押した
.
230人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時