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❤︎motoki ver.3 ページ36

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モトキ「…えっと、とりあえず座ろっか」


2人してブランコに腰掛けるも何も言わないモトキ



思わずじっと見つめると


モトキ「…そんな見ないでよ(笑)」

と耳を赤くしながら目線を外した


「その反応私も照れるんだけど(笑)」

モトキ「ごめんごめん。えっと、…A、改めてだけど俺と付き合ってください」


大好きなタレ目を少しキリッとあげる


口下手であまり気持ちを表現しないモトキがこんなストレートに言うなんて。

真剣さが伝わってきて余計に嬉しさが募っていく


「よろしくお願いします!」

少し頭を下げそう返事し顔を上げると


モトキ「よかった。嬉しい」


笑いながらキュッと遠慮がちに手を握ってくれた



モトキ「なんかもっと格好よく言えたらいいんだけど」

「いつも充分格好いいんだけど…」


怖がってるとき側にいてくれていつも優しくて相談ものってくれて。


モトキ「そう?A全然態度変わらないから分かんなかったよ」

「えー急に好きな人の相談しなくなったからバレてるかなって思ってたよ」


笑いながら心境などを語り合う



モトキ「えー?そうなの?全然気付かなかった(笑)」

「そうだよ!あと泳いでる時背中貸してくれたときとかすごい緊張してたんだから(笑)」

モトキ「そんなの俺もそうだったよ」



そんな時間を遮るようにふと風が吹き少しの寒さが肌を掠めた


「ちょっと寒くなってきたね」

モトキ「あ、意外と時間経ってたねごめん。帰ろっか」


戻りたくなくて自然と歩く速度が落ちる

モトキ「…まだ2人で居たかった」

「私も」


そう返すと照れながら私の手を握るモトキ

2人ぎこちなく公園を横切った



駐車場の方へ戻ると


ダーマ・マサイ「おせえ!」


と予想通りの言葉。


「ごめんつい」

シルク「いいけど。待たせたんだから何話してたか聞く権利はあるよなあ?」


車に乗り込むと私たちを囲みニコニコ…いや、ニヤニヤとするメンバーから


「…なに?」

モトキ「近いんだけど」

ンダホ「一体何話してたんだよお!」

ザカオ「ねえモトキのどこが好きなのー?」


質問の嵐。


…こんな言われる?


「もうよくない?」

ダーマ「ずっと待ったんだから最初から最後まで話せよ」


恥ずかしすぎるんですが。


結局悪魔のような顔をしたみんなから逃れることは出来なくて。



家に着くまで四方八方から質問責めをくらった






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時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時

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