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❤︎motoki ver.2 ページ35

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男「は。卑怯だろ」

ダーマ「どっちが卑怯なんだよ。隠れて写真撮ってるほうがタチ悪いわ」



ダーマの言葉に男が言葉を詰まらせる

男「カメラはせめて返せよ。俺んだろ」

マサイ「証拠品なんだから返すわけねえだろ」


マサイの言葉に男が舌打ちした

高橋「A。お前はお前の世界があるように俺にも今いる世界があんだよ。証拠提出してお前のほうはいいかもしれないけど俺はこれから色々地獄なわけ。人の人生狂わせてんのはお前も一緒だからな」


…なにそれ。


さっきまでの悲しさや怒りよりもここまで来ると呆れに変わっていて。


モトキ「何言ってんの?私利私欲のために勝手に巻き込んで勝手に狂ってんのはお前でしょ。逆ギレすんなよ。お前の世界は自分でどうにかしろよ。とにかく二度とAに近付くな」


捲し立てるように反論するモトキにはやとも何も言えなくなって。



高橋「っ、もう行こうぜ。金とカメラは諦めろ。」

男「お前が言うんじゃねえよ」



言い合いながら去っていく2人


何か最後まで振り回されてたなあ…



モトキ「A大丈夫?」


そんなはやとたちよりも今はこのモトキのことで頭がいっぱいだ

私なら本気で怒ってくれるって…期待していいってこと?




「あ、うん大丈夫」

モトキ「カメラのデータはマサイが何とかしてくれるだろうし」

マサイ「任せろ。復元してみせるから」

ンダホ「とりあえずAに何もなくて良かったよ」


みんなが優しい顔でわたしを見つめる


「うんみんなが来てくれたから」

シルク「まあもし何かされてたらブチギレてるからな」

「…モトキも珍しく怒ってくれてたもんね!」


あくまで平常心のフリをしながらそう伝えると


モトキ「そりゃAのことだから」



そう照れ臭そうに笑った



「え…っと、」

モトキ「…Aのこと好きだから」


さっきよぎった言葉を言ってくれたモトキ


嬉しさで言葉につまる


モトキ「あ、返事は今じゃなくてもい「私も。」



振られると思ってるのか一瞬見せた寂しそうな顔。



同じ気持ちだよって伝えたくて言葉を遮って返す


「私も…すき。」


モトキの顔がみるみるうちに赤くなった


シルク「…っし、俺たち先行ってっからなー」

ンダホ「うわあいいなあ。キュンキュンする」

ダーマ「いいから早く行くぞ」



気を遣って離れていくみんな。

ありがとう、そう心の中で呟いた





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時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時

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