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❤︎masai ver.3 ページ24

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(マサイside)



「え?」

Aから思ってもない言葉が飛んでくる



A「昔マサイをこの輪に引っ張り入れた時からずっと私がこの先引っ張って行かなきゃって思ってた。徐々にマサイが頑張ったり努力してる姿見てなおさらそう思って。」



その努力はAを守れるくらい強いやつになりたかったからなんだけど。

男勝りなAが女々しかった俺を引っ張ってくれていたのは俺も自覚してる

むしろその芯のあるかっこいいAに惚れたんだから。


A「他の人じゃなくて、私が…私がマサイを見守りたいなって」


バカでも分かる


これって両思いってことだよな?


強気なAの頬が微かに赤い


A「まあ今日は守ってもらっちゃったんだけどね(笑)」




伝えなきゃ。

「もう、守らなくていいよ」

A「え?」


今度からは…

「今後は俺が守るから」


俺がそんなこと言うと思ってなかったのか安心したのかAの目から涙が一筋流れた


ダーマ「あ!泣かすなよ」

「えっ、あ、A?」


A「ごめん嬉しくて。…マサイ、付き合ってほしい」



ずっとずっと望んできた瞬間。


シルク「おい…Aに言わすなよ」

「あ、ごめん俺から言うべきか」

A「いいよ私が言いたかっただけだから」



そう笑うAが愛しくて思わず強く抱きしめた


A「えっ」

ンダホ「おい〜いちゃいちゃすんなよ〜」


周りで囃し立てるメンバー


性格上嫌なはずなのに今日はそれ以上に離れたくなくて。


ザカオ「…先行ってようよ」

優しい声でみんながそっと入り口に向かう


ありがとう2人にしてくれて。


「…なあ、もっかい俺から言わせろよ」

A「ん?」

「…A。好きだよ、俺と付き合ってください」



勇気を振り絞ると首をブンブン振って応えてくれる


A「よろしくお願いします」

そういって俺を上目遣いで見上げたA



うわ…このまま居てえなあ


シルク「早く戻ってこねえと"でる"ぞ!」


公園の入り口付近で叫ぶシルクの声で思わず顔を見合わせると


「「…やばい」」


2人して全速力でみんなの元へ向かう


ダーマ「おい、A守るなら幽霊なんか怖がんなよ!」


確かにそうなんだけど怖いもんはやっぱり怖い


でも手をしっかり握ってるのは何かあったら守るっていう俺なりの誓いで。



Aにもこいつらにも内緒だけどな




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時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時

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