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❤︎dama ver.3 ページ18

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(ダーマside)


高橋の口から最悪な言葉が飛び出た


シルクが真っ先に反応したけど怒ってるのはシルクだけじゃなくて。


モトキ「今のはさすがに聞き流せないんだけど?」

全員が反論しようと口を開けると


A「違うよ。」

その前にAが冷静に答える


高橋「は?」

A「誰でもいいわけじゃない。ダーマだから、1番そばにいて欲しい人だから頼ったの」


え、それってさ…


勝手な期待が膨らんでいく


でもそういうこと…だよな?


高橋「本気にすんなよつまんねえな。行こうぜ」

男「お前報酬はちゃんとくれよ?こんなことになるなんて知らなかったんだから」

高橋「俺だって知らねえよ」



軽く言い合いをしながら俺たちには目もくれず去っていく2人



姿が見えなくなるとAがその場にヘタレ込んだ


ザカオ「え!大丈夫?!」

A「うん(笑)大丈夫。ちょっと気が抜けただけ」


そう言って可愛い笑顔でザカオを見上げる



ンダホ「凄かったよ!よく頑張った!」

みんなと嬉しそうに話すA


マサイ「なあ?」

「ん?あ、うん」


会話を振られたけどさっきの言葉が気になって全然話が入ってこねえ


「A。」


もう聞かねえと分かんねえし聞くなら今しかないよな


A「ん?」

「さっきのどういう意味?」


そう聞いた瞬間目を泳がせながら俯いた


A「あ、えと…私ダーマが好き、で…」

シルク「お前顔…」

ニヤけてるであろう俺を引いた目で見るシルク


いやこれは平常心は無理だろ?


ギリギリ聞き取れた微かな言葉は俺がずっと望んでいた言葉で。

「…付き合う?」


こういう言い方しか出来ないのは自分でもよくないって分かってんだけどな

A「え…?」


Aが驚いた顔で俺を見上げた


ンダホ「こんな言い方してるけどダーマAのこと前からずっと好きだから!」

「うるせえ!わざわざ言わなくていいだろ!」


俺が言えないことを簡単に言いやがって。


A「…ツンデレ(笑)」

「るせ。…返事は?」


目を見れないままそう問いかけると


A「ふふ、もちろんよろしくお願いします!」


天邪鬼な俺には眩しいくらいの笑顔でそう笑った


モトキ「おめでとう」

モトキを皮切りにみんなが祝福してくれるけど


「帰ろうぜ」

祝われんの苦手だからどうリアクションしていいか分かんねえ


「ほら」

座り込んでるAに手を伸ばすと乗っかった小さな手を代わりに握りしめた



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時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時

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