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❤︎dama ver.2 ページ17

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はやとの適当な態度にみんながイライラしてるのが分かる


私の気持ちを守ろうとしてくれてることも。


だけどさっき話して分かった


「ダーマと、みんなが知っててくれてればいい」



もうはやとには何言っても無駄だって。


高橋「青春ごっこしてるとこ悪いんだけどもう帰らしてくんね?(笑)その録音したやつ渡せよ。」

ダーマ「録音?」

「…これ。頭の中真っ白になって犯人の名前聞きそびれちゃったらいけないと思って。まあ、はやとがその犯人だったんだけど…ね」


そう言いながらポケットからレコーダーを取り出しダーマの手に置いた


ダーマ「…よく頑張ったな」


そのレコーダーを握りしめ私に優しい目を向けるダーマ


ああ、やっぱり好きだなあ



ツンデレのダーマがたまに見せるこの表情が好きでいつの間にか目で追うようになっていた


多くは言わなくても気持ちを汲み取ってくれてる


そう思うと何だか涙が出てきて。

「ん…」

ダーマ「泣き虫」



そう言って私の頭を撫でてくれる



高橋「それそれ。それ渡してくれたらもう何もしねえからさ」

シルク「んなの信じられるわけねえだろ」

モトキ「それに今交換条件出せる立場にいないの分かってる?」


みんなが口々に守ってくれて余計涙が溢れ出る



男「おい俺はもうよくねえか。帰してよダルいんだけど」

マサイ「じゃあてめえのカメラは置いてけ。さっき2人を撮ってたの見てんだよ」

男「ッ…あ!おい!」


ンダホが無理矢理カメラを奪いマサイに渡す


マサイ「…よし。SDカード抜いた。このデータ確認すれば一発だな」

ザカオ「イベントの時のも入ってるかもね」



この状況でシラを切るのは無理だと察したのか


男「…んだよ。もっと上手くやれよ」

はやとにそう投げかけた



高橋「…もう、いいだろ。離せよ」


威勢のない言葉が飛んでくる


ダーマ「もうAに関わんなよ」

高橋「当たり前だろ。こんなダルくなると思ってなかったわ」



…自分が巻き込んだくせに。

全く昔の影もないはやとに同情する気はもう一切ない


「録音は渡さない」

高橋「はいはいもういいって。お前相変わらず頑固だな。付き合ってもくれねえし。のくせにこいつには抱きついちゃってさ」


半笑いで私とダーマを交互に見る


高橋「正義感醸し出してっけどいざとなったら誰でもいいんだろ?ビッチじゃん(笑)」

シルク「てめえ…」


はやとの言葉を聞いた瞬間シルクの目が血走った



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時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時

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