❤︎ ページ2
.
「…ストーリーは何の意味で載せたの?」
高橋「俺がやったってバレたら先輩との賭け無しになるだろ。だから被害者だってことにしようと思って。ちゃんと工作してんだろ?(笑)」
…くだらなすぎる
「…はやとの遊びに何で私を巻き込むの?勝手に身内でやってよ。何で私なの?」
高橋「元カノこんだけ有名になったら羨ましがられんだよ。俺を舐めてる先輩を見返せるじゃん?」
…こんなやつのせいでメンバーやファンの子を不安にさせてしまったことが悲しい
見抜けなかった自分のミスかもしれないけど悔しくて仕方ない
「…全部撤回して。その知り合いにも訂正させて」
高橋「嫌だよ面倒くせえ」
「ふざけないで。そのせいで色んな人を巻き込んだんだよ。傷付けたし辛い想いもさせちゃったんだよ?」
高橋「それ俺に関係ある?(笑)」
無責任さとはやとの態度にイライラが募る
「…何それどう言う意味?」
高橋「お前の立場を俺が利用したのは確かだけど、その立場がどうなるかは俺はどうでもいい。付き合えねえならな」
「何でそんなに付き合うことに固執してるの?私が好きなわけでもないくせに」
高橋「自慢になるからだよ。そしたら先輩に色々言われることも…なくなるし」
一瞬だけ寂しい顔をしたはやと
きっとはやとの中でも悩みがあったんだろうな
でも
「何があるかは知らないけど逃げないで自分で解決しなよ」
これ以上ファンを裏切りたくない
それなのに
高橋「…だから付き合ってって」
「え?いや何で?私の話聞いてた?」
全然伝わってないことにため息が出そうになる
高橋「いいじゃんそれが一番手っ取り早いし減るもんでもないし」
そう言って腕をグッと掴まれた
急に感じる力強さに驚く
落ち着け、ここで焦ったらだめだ
「…お願い、離して。」
抵抗もせず冷静に淡々と伝えるとはやとの目が泳いだ
高橋「ッ…無理、」
はやとの手に力が込もるのが分かる
高橋「…大体今この状況でAが世間に何か言っても信じてくれねえよ?」
それは自分でも分かってた
だから卑怯だけど
「…録音してるから。事務所に提出する」
そう言った瞬間はやとの目が変わった
高橋「渡せよ」
掴まれた腕をグッと引き寄せられポケットの中に手が忍び寄ってくる
いくら男勝りでもやっぱり男の人の力には抵抗できなくて。
もう無理だ…
「助けて…、〜〜ッ!」
.
230人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時