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「え…?」


中学の頃のはやとなら絶対舌打ちなんてしないのに



高橋「頑なだなあ。今彼氏居ないなら良くない?」



ぶっきらぼうな言い方ではやとが言い放つ


「ッ、てかそんな話しに来たんじゃないよ。何ではやとが週刊誌のこと知ってたの?」

高橋「…好きな人とか居るの?(笑)」


真面目に話してるのにヘラヘラしてるはやと



「逸らさないで。質問に答えて。」

高橋「付き合ってくれたら話すよ」

「……。」



睨むように無言でその顔を見つめる


高橋「…はあ。つまんねえやつ。」


あからさまに不機嫌さを態度に出すと


高橋「んなの簡単だよ。俺が仕組んだからに決まってんだろ?(笑)」


そう言ってバカにしたような表情で笑った


「…え?」

高橋「つうか逆にそれしかねえだろ。あーあ先輩とせっかく賭けしてたのに」

「やってないって…」

高橋「あ?嘘に決まってんじゃん。…え、もしかしてそれ信じてたの?(笑)頭悪すぎんだろ」


なに…誰?これ。


"もう演じるの疲れたわ"

そう呟くとブランコにドサっと体を預けたばこを取り出す


本当にはやと…?

中学の頃も、いや、むしろこの前のイベントの時の面影さえない



衝撃が大きくて言葉が出ない


高橋「何だよその顔(笑)まさかまだ俺に夢見てんの?」

「なん…で?」

高橋「何が」

「何でそんなこと…」



そう聞くとふっと口角をあげたばこをふかしながら話し始めた


高橋「だからゲームだって。お前とより戻せるか先輩と賭けてたんだよ。実際に付き合ってなくても写真証拠あれば上手く誤魔化せんだろ?」


はやとの言ってることが分からない


「何で…週刊誌にリークしたの」

高橋「出版社に売ったら金になるって聞いてさ。知り合いに分け前やるつったら喜んで引き受けてくれたよ」


まるでただの世間話のように話すはやと


高橋「あ、つかお前出版社に何言ったわけ?掲載されないって言われたって俺その知り合いに怒られたんだけどー」

「彼氏じゃないから熱愛記事で書くなら名誉毀損で訴えるって」


頭が回らずとりあえず質問に答えた



高橋「んだよ余計なことすんなよな」

「私のセリフだよ…じゃあSNSに拡散したのもはやと?」

高橋「いやあれは知り合いが多分勝手にばら撒いたんだろ。俺より金に取り憑かれてるからな(笑)」



バカだよなと高らかに声を上げる



何で。どうしてそんな笑ってられるの?




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時雨(プロフ) - 最高に面白くて、最高にキュンキュンしました!!全員バージョンを書いていただきありがとうございます!!! (3月16日 17時) (レス) @page40 id: afb034bbe3 (このIDを非表示/違反報告)
k.t - 凄かったです!(全エンド) (12月28日 12時) (レス) @page21 id: 8abc010509 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話好きです😍早くモトキバージョンの話も見たいです👍 (10月21日 21時) (レス) id: 036ac18394 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - SAYさん» ありがとうございます!楽しみにしててください☺️ (10月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
SAY(プロフ) - よ!待ってました!個人エンドずつなんですね〜!!楽しみ〜シルクver良きです。個人的にマサイ、モトキを楽しみにしてます(^O^) (10月1日 23時) (レス) @page9 id: dae8278df3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年8月14日 23時

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