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❤︎zakao ページ47

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(ザカオside)


Aの笑顔を見送るとバタンと妙に空虚な音が響いた


スマブラの合間に見るAの様子は普通だったな

まあ普通を装ってるだけだとは思うけど。



シルク「大体何でダーマだったんだよ」


…まだ言ってるよ


ダーマ「うるせえ!だから俺に言うな。」

Aの好きなやつってダーマなのかな



ぞろぞろとリビングへと戻る


「大丈夫かな」

モトキ「俺たちが大丈夫にしてあげよ」


サラッと男前発言をするモトキ


「…うん、そうだな!」

シルク「俺たちも準備するか」


各々が気合を入れ直し準備を始める


ンダホの車に乗り込むと緊張感が体を走った


マサイ「居たか?」

公園の近くでシルクとマサイと車を降り反対口まで急ぐ


「んー…」

木や障害物で上手く広場のほうが見えない


「あっ!」


その木々の隙間から見えた2つの影


シルク「居た?」

「うん。あそこ」


暗くて分かりづらいけどブランコの近くにいるのは間違いなくAで。


マサイ「全然声は聞こえねえな」

「もっと近付く?」

シルク「行きてえけどな、バレたら終わりだからとりあえずあの草んとこまでで止まろ」


身を屈めて少し近付いた


灯りで微かに見えるAの表情はお世辞にもいい表情とは言えなくて。


「何か、A怯えてない?」

マサイ「は?何でだよ。高橋何て言ってんだ?」

シルク「おい、静かにしろって」



ちょうどモトキチームから反対側に着いたとの連絡が来た



シルク「おし、もう少し行け」


音を立てずに素早く草むらに身を隠す



セミや虫の声のおかげで高橋には気付かれていないみたい



Aたちの方へ顔を向けようとした矢先





カシャッ


右側からシャッター音が微かに聞こえた




目を凝らすと少し遠くに草むらから2人にカメラを構える男


誰だ?あいつ。


1人だし少なくともメンバーではないのは分かる



Aたちを撮ってる?そもそも何で2人がここにいるの知ってんだ?



「なあ、なあ。あれ…」

マサイ「あ?…誰だあれ」


A「…どう言う意味?」




Aの声が聞こえてきてハッと視線を戻す



男は気になるけど下手に動いて高橋に俺たちがいることがバレたら必要な情報が聞き出せなくなる


思うことは同じなのか3人で頷き合うとAたちの話に耳を傾けた





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❤︎motoki→←❤︎



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みーみ。(プロフ) - れいかさん» ありがとうございます😢💓少しずつですが、頑張ります☺️ (7月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - 毎日楽しみにしてます💖頑張ってください😸🫶🏻 (7月2日 22時) (レス) @page19 id: 4260744e49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年6月13日 19時

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