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❤︎masai ページ45

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(マサイside)


A「あーあ負けた。もっかい!」


負けん気な可愛い声が聞こえる


入ってきたときとは打って変わって楽しそうなA


きっといっぱいいっぱいになったその気持ちを紛らわすために来たんだろ?



それは良いんだけど気に食わないのは最初に頼ったのがダーマってこと。







ダーマ「今からA来るって」


遊んでる中急な言葉にみんなの手が止まった


「何でお前に連絡がいくんだよ?」

ダーマ「知るか。俺に言うなよ」


そう言いながらも嬉しそうな顔をする


んだよ、俺ん家なのに。


ダーマ「ここ呼んでいいよな?」

「…ああ。鍵開けっぱだからいつも通り入ってきていいぞ」

シルク「おい。お前ら、今夜のことは触れるなよ。これ以上あいつの精神状態不安定にさせたくねえ」

モトキ「うん、無理だと思ったらきっとAから言ってくるもんね。」


普通に迎え入れてやらねえとな



男同士、約束を結んだ



数分後少し気まずそうに入ってきたA


あくまで通常通り接すると俺たちを見渡しダーマの隣に座る


何でダーマなんだ

おまけにダーマが居るから来たとか言い放つし。


さらっと落とされた爆弾発言に他のメンバーはみんな片眉をしかめる

ダーマなんて慣れてねえから顔真っ赤で放心状態。



さっきからそれが気になって全然勝負どころじゃねえ


「…なあ、何でダーマなの」

A「え?」


察するとかモヤモヤしたまま黙ってるとか俺には出来ねえよ


「何でダーマが居たら来るんだよ?」

A「あー何でだろ。落ち着くから?」

「他は落ち着かねえのかよ?」

A「そうじゃないけど、まあいいじゃんいいじゃん」

ダーマ「まあいいじゃんいいじゃん」


照れから復活したダーマが口を揃える


「おいてめえ」

ダーマ「何だよ。つか早く次やれよ」


さっきまで嬉しさでボーッとしてたくせに。



A「次はダーマとやろうかな」

ダーマ「あ?やる?」

A「うん」



そういうと今度は俺の真隣にきて上目遣いで俺を見上げた


A「今度はチームね?」

「ん?あ、おう」


急な距離に戸惑いを隠せない



つい数秒前まで嫉妬してたくせにもう気にならないんだもんな


自分で自分に呆れる


でも可愛くて。

ポケカ勝負の手助けっていう名目で後ろからAを足の間に座らせ抱きしめるような体勢で座った


A「マサイ?どしたの?」


「別に?」



お前と近くにいたいだけ。



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みーみ。(プロフ) - れいかさん» ありがとうございます😢💓少しずつですが、頑張ります☺️ (7月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - 毎日楽しみにしてます💖頑張ってください😸🫶🏻 (7月2日 22時) (レス) @page19 id: 4260744e49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年6月13日 19時

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