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❤︎ ページ44

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次の日。


予定は夜なのに早く起きちゃった


携帯を開くとはやとからのメッセージ。


"19時、待ってるから"



真実に近付ける期待と、はやとと会わないといけない不安が同じ塩梅でのしかかって。


「…悩んでも仕方ないっ」

自分を鼓舞し太陽の陽を浴びるようにカーテンを開ける



掃除したりランニングに出かけたりとなるべく余計なことは考えないように務めた


「ふうっ…」

一通り終えると昼の15時。


んー…このまま1人はちょっとなあ…


携帯を開きメッセージを送る


"ダーマ。今から行ってもいい?"

何があってもいつも何も言わずに普通に接してくれるダーマ


今はそのダーマの空気感に触れたくて。

"俺今マサイんとこ居るけど。Aも来る?"


本当いつも一緒に居るなあ。

変わらずの仲の良さに思わず笑みが溢れ気張っていた心が少し綻んだ気がした



"行く!"

"鍵開いてるから好きに入ってだって"


ラフな格好のまま2つ隣のドアを開ける


ダーマ「おう。」

マサイ「Aもやる?」


リビングの机では2人がポケモンカードで遊んでいて。


モトキ「おはようA」

ンダホ「おはよー」

シルク「もう昼だけどな」


3人がスマブラで対戦中。


「おは、よ。…ザカちゃんは?」

ザカオ「あれA。おはよ」


丁度後ろから顔を出すザカオ


「あれどこ行ってたの?」

ザカオ「トイレ〜」



そう言うとスマブラ組と同じように座った


いつもと同じ雰囲気で迎えてくれるみんな


きっと気を遣って何も触れずにいてくれてる


ありがとう。


そう心の中で呟くとダーマの隣に腰を下ろした


マサイ「あ?何でそこなんだよ」

「何でって言われても…」

モトキ「こっちおいでよ。また抱き付いてもらってもいいよ?ほら」


モトキが手を広げるとその胸に飛び込んでいくシルク


モトキ「うわっ、お前じゃねえ!」

シルク「させるかばかっ」

ザカオ「いてっ、いてえよおい!」


隣に座ってるザカちゃんにまで被害が…


その光景を見ていると何故か安心して。


ダーマ「んで?」

「え?」

ダーマ「こっち来たってことはポケカ、すんだろ?」


ポケカというより

「ダーマ居るから来た、んだけど…でもポケカもやる!マサイ勝負しよー」

マサイ「あ、おう。」


準備してるマサイとダー…


「ダーマ?」

ダーマ「…え?」

「デッキ、貸して?」


ボーッとして、どうしたんだろ。


でもいつの間にか緊張は無くなっていた



.

❤︎masai→←❤︎dama



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みーみ。(プロフ) - れいかさん» ありがとうございます😢💓少しずつですが、頑張ります☺️ (7月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - 毎日楽しみにしてます💖頑張ってください😸🫶🏻 (7月2日 22時) (レス) @page19 id: 4260744e49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年6月13日 19時

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