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❤︎dama ページ43

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(ダーマside)


「どう分かれる?」

シルク「そうだな…空手やってたモトキと俺は分かれた方がいいな」


…こいつケンカしに行こうとしてねえか?


モトキ「理由おかしくねえ?(笑)」

シルク「いやなんかあった時の為だろ?」


まあ間違ってはねえけど。


"いざという時"というシチュエーションに1番慣れてるシルク

いろんな可能性を加味して2つに分けていく


シルク「マサイとザカオが俺の方。ダーマとンダホがモトキ側な。一応カメラも持ってくか」

「え、撮んの?」

シルク「何かあった時だけな。高橋、悪い奴らと仲良いって噂あるし念の為持ってくだけ。」



シルクがこれだけ準備していくってことはそれだけAが心配ってことだな



ふと奥の壁を見つめた


すぐ思い出されるAの顔はいつも笑顔なのに。

ここから帰るときの戸惑ったような、不安そうな顔が頭から離れない


モトキ「家帰る?1人で大丈夫?」

A「ん?うん大丈夫大丈夫(笑)」

マサイ「…お前また1人で落ち込んだり抱え込んだりするんだろ」

A「だぁーいじょうぶだって!会うのはやとだし!大丈夫!」


そう言って作った笑顔で帰っていった



Aのいう大丈夫は大丈夫じゃねえからな

大丈夫を何度も繰り返すのは言い聞かせてる証拠。


そのくらい切羽詰まってるっていう気持ちの表れで中学から変わらない


それはここにいる全員が分かってて。




まあだからこそこんだけ色々考えてるんだけど



マサイ「ダーマの顔いつもより真剣だな」


マサイにからかわれハッと我にかえる


「あん?うっせえよ。当たり前だろ」

マサイ「やっぱAのことになるとふざけねえのな」

「…内容が内容だしな」


もうすでにSNSやコメントで攻撃されHPが残りわずかなA

 
心配と不安でたまらない


これ以上あいつが傷付くのを見たくない


シルク「まあ、大丈夫だろ。何とかなる、つか何とかするぞ」

「ああ。」





力になれるか分からないけど、俺なりにAを守ってやらねえとな


まるで戦いにいくかのように息巻いてるメンバーを見ながら



普段こいつらにも言えない本音をしっかり心に刻み込んだ




.

❤︎→←❤︎ndaho



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みーみ。(プロフ) - れいかさん» ありがとうございます😢💓少しずつですが、頑張ります☺️ (7月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - 毎日楽しみにしてます💖頑張ってください😸🫶🏻 (7月2日 22時) (レス) @page19 id: 4260744e49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年6月13日 19時

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