❤︎silk ページ37
.
(シルクside)
ホテルに着くやいなや無言で部屋に戻るA
…相当キテんな。
自分がハメられたかもしれないことよりきっとファンや世間への申し訳なさだろう
ンダホ「っ…A」
「モトキ、お前Aの部屋のとこ居て。いつ出てきてもいいように。あいつ1人だといい方向には考えねえからな」
モトキ「わかった」
「マサイ、ダーマとザカオに連絡して出所とかの情報収集して。ンダホは明日帰るときの軌道確保してくれ。マスコミに張られてる可能性もある」
マサイ「おう」
ンダホ「うんわかった!」
それぞれが動き出すと事務所に電話をかけた
「あ、お疲れ様です。サクラのことで今後についてなんですけど…」
この前約束したとおり、今度はちゃんと守ってやらねえとな。
とりあえず動画の配信を一旦辞めることと、記者の人にリークした人の情報を聞いてほしいとお願いしといた
「モトキ、Aは?」
モトキ「…出てこない。呼んだら一言返事はするんだけど…」
ダメ元でドアノブに手をかけると
「開いてんじゃん」
モトキ「えっ、開いてたの?」
簡単に入れた部屋へ歩を進める
シーツに顔を押し付けうつ伏せている隣に腰掛けた
「…A、大丈夫だから」
いつものサラサラの髪に指を通す
A「…りょう。はやとに連絡してみる」
そっと、でもはっきりそう呟くA
ファンへ顔向けできないことがきっと何より辛いんだろうけど
「だめ。あいつの仕業だったら思うツボだろ」
また何かあってからじゃ遅いからな
A「連絡はみんなといる時って約束するから。もしはやとなら自分でちゃんと解決したい。はやと関係なかったら…ちゃんと事務所通して手段考えるから」
ゆっくり顔を上げると力強い瞳が俺を捉えた
…これは折れねえな
「絶対、絶対1人で会おうとか考えるなよ」
A「うん。ありがとう」
出所やちゃんとした説明がつくまでは話題に触れずに投稿すっか
きっとコメント欄やAへの誹謗中傷が来ることは覚悟の上で。
モトキ「でもとりあえず今日は休みなよ。明日東京帰ってからでいいでしょ?」
「ああ。そうしようぜ」
A「うん。…東京帰る前に美味しいもの食べたい。決起会…てきな」
モトキ「好きなもんたくさん食べに行こう」
モトキに手を引かれンダホたちの元へと向かう
A。俺たちがついてるからな
.
187人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みーみ。(プロフ) - れいかさん» ありがとうございます😢💓少しずつですが、頑張ります☺️ (7月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - 毎日楽しみにしてます💖頑張ってください😸🫶🏻 (7月2日 22時) (レス) @page19 id: 4260744e49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年6月13日 19時