検索窓
今日:65 hit、昨日:21 hit、合計:19,338 hit

❤︎ ページ28

.



えりか「A!」


顔をあげるとえりかが駆け寄ってくるのが見えた

「久しぶり」

えりか「…話っていい話じゃなさそうだね」

「え?分かるの?」

えりか「分かるよ(笑)こんなに長く居たら顔見たら分かる」


そう言って少し心配そうに笑う


後から来たさきもまいも同じで。


内容的にも外では話しづらく家に来てもらった



まい「で?どしたの。普通の休みってわけじゃなさそうだし」

「…あのね、実は…」


はやとのことを簡潔に話す


終始驚いた表情で私の話を聞いていた3人


「…ってことがあって、今メンタル休憩、みたいな(笑)」

暗くなりすぎないようにと笑ってみせると


さき「無理して笑わないの」

と悲しい顔で抱きしめられた


「ん…ごめん」



さき「にしても最低」


えりか「…これ今更言って申し訳ないんだけどさ、実は高橋くんからAのライン教えてって最近連絡きてて」

え…


えりか「高校入ってからの高橋くんの噂も聞いてたからもちろんずっと断ってたんだけど。」

さき「私もきた」

「まいも?」


静かに頷くまい


知らなかった。

私の全然知らないとこで3人は守ってくれてたんだ




さき「それでもAに接触してきたってことはさ、また何かしてきそうじゃない?その写真も高橋の仕業っぽいし」

「んー分かんないけど…」

さき「とりあえず何か危なそうだったらすぐ言いなね。A今回のこと一切悪くないんだから」


「ん、ありがとう」



その後も迷惑かけたくないって気持ちも、いくら元カレだとしても連絡が来るたびずっと抱えてた恐怖も


女性ならではの視点も、メンバーには言いづらかったことも痛いほど気持ちをわかってくれて元気づけてくれて。


3人が帰る頃にはだいぶ心は軽くなっていた

「まじでありがとうね」


3人を送り出すとソファに座り気持ちを落ち着かせる



心配もかけるし頑張らなきゃ。


何よりみんなとやる仕事が大好きだから



ふうっと深呼吸をすると撮影のために集まってるマサイの家の呼び鈴を押した


マサイ「…A?」

「…うん」



玄関のドアを開けてくれたマサイ


私を少しの間見つめると


マサイ「おかえり」


そう暖かく笑ってくれた



.

❤︎silk→←❤︎



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
187人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みーみ。(プロフ) - れいかさん» ありがとうございます😢💓少しずつですが、頑張ります☺️ (7月3日 19時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - 毎日楽しみにしてます💖頑張ってください😸🫶🏻 (7月2日 22時) (レス) @page19 id: 4260744e49 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みーみ。 | 作成日時:2023年6月13日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。