My Girl3

❤︎dama ページ26

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(ダーマside)


今にも消え入りそうな声で謝るA


高橋とは学校以外で話すことはなかったけどクラスでは人気者で。


学年1のカップルとしてもてはやされてたのを覚えてる



そんな捻くれたやつになってたとは。



マサイ「何で…言わなかったんだよ」

呟くように問いかけるマサイ


黙ってたAにもだけど、何も気付けなかった自分も責めているんだろうな


震える声にそれが滲み出ていて。




A「…迷惑かけたくなくて」

シルク「結局こうなるなら元も子もねえだろ」


シルクが厳しい言葉を言い放った

1番メンバーを大切に思ってるからこそこういうときリーダーとして嫌われ役を買ってでる


まあ意図はAにはちゃんと伝わってると思うけど。


A「…ごめん」

シルク「…今日はもう帰れ。動画も、気持ちが落ち着いたらでいいから」

A「ん、分かった。明日また事務所行くことになってるから進捗あったらちゃんと…報告します」



他人行儀に一礼し意気消沈したまま出て行ったA



ンダホ「やっぱ変だと思った時に無理やり聞くべきだったかな」

モトキ「俺凄い許せないんだけど。何でA脅すんだよ。しかも自分が勝手についた嘘に振り回して」

シルク「落ち着けよ。お前らが冷静じゃなくてどうすんだよ」



Aが傷付けられたことに関しては全員が悔しさを募らせていて。


シルク「復活に時間かかりそうなら休止の動画出すけど、とりあえずは撮り溜めの動画で繋ごう」

ファンへの対処や事務所との話は基本シルクに任せればいいけど1番気になるのは写真の出所。


「バディさんがさっき言ってたのまじかな？」

ザカオ「ああ、写真リークされたって話だよな」


イベントの日、裏口は知らないと分からない場所にあった。

高橋がその場所に来れたのはAが教えたからだろうけど、記者でもないやつが裏口で2人をたまたま見かけたとは到底考えにくい


シルク「…あいつが、高橋が仕組んだ可能性あるよな」


もしそうだとしたら本気で許せない


「でも証拠ねえし、問い詰めても言わねえだろうし」

シルク「それどころか逆に言いがかりつけて騒がれたらそれこそ俺たちのほうが炎上する」



かといってAに聞いてもらうことは出来ねえからな


きっとAは責任感と後悔の念で押し潰されそうになってる



シルク「あいつがまた何かしてくるか分かんねえけど、Aだけは…守ろうな」



その言葉に強く頷いた


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