My Girl3 (ページ15)

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❤︎ ページ15

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サクラでエゴサしよっと。

"サクラちゃんめっちゃスタイルよかった！"

"生サクラちゃん可愛いしいい匂いするしファンサ神だった✨"

"席の方来たとき遠征してやっと会えて嬉しくて泣いちゃった私に声かけてくれた…もう女神様です…"

"マサイさんとサクラちゃんハグして喜んでた！1番盛り上がった😌✨"

"モトキとサクラ距離近かった…😍"

"ンダホがサクラの頭ぽんぽんってしてたの可愛すぎて叫んだ"

"サクラちゃんの代わりに重いの持ってあげるザカオさんイケメンすぎて…"

"サクラとシルクの絡み尊かった🥰撮影OKのときだったので撮った動画がこちらです！"

"サクラちゃんとダーマ様2人で腕組んでピースしてたの個人的に大優勝"

…ダーマって様付けられてんの？(笑)

みんなの反応が面白くて可愛くて嬉しくて。

あ、インスタもきてる

DM通知を開くと

「え…」

"終わったら外で待ってる"

シンプルな一文。

それだけなのに誰からか見なくても分かり冷や汗が伝う

"やめて。会えない"

そう返すとすぐ来る返事

"ちょっとでいいから。"

"無理だって。お願い帰って"

"会えないなら今ファンの前で騒いじゃうけど？"

脅すような短文。

付き合ってるときはこんなこという人じゃなかったのに…

でもファンの子を不快にさせるのだけはどうしても嫌で。

"…分かった。5分だけね"

そう返し

「ちょっと外行ってくる！」

メンバーに声をかけた

シルク「は？外ってどこだよ」

「あー、自販機！」

ダーマ「飲むもんならたくさんあるじゃん」

「今欲しいのがないの！すぐ戻るから」

ンダホ「一緒に行くよ」

「大丈夫！ほんと大丈夫だから」

怪しむような目を向けるメンバーを強引に遮り裏口まで走った

高橋「久しぶり」

中学の頃より大人びて格好良くなっていた元彼。

「…なに？」

高橋「…冷たいな(笑)単刀直入にいうわ、俺とより戻してほしい」

急な言葉に戸惑う

「え。何言ってんの」

高橋「1ヶ月だけでいいからさ」

「余計意味分かんない。無理に決まってんじゃん」

高橋「いや、勢いで先輩に彼女凄えやつって言っちゃってさ。合わせてほしいんだよね」

ほんと…なんでこんなやつ好きだったんだ。

「むり」

高橋「…俺別れたの今でも後悔してんだよ。復縁無理なら最後に抱きしめさせてほしい」

私を切なそうに見る瞳が昔の彼に重なった

「…それも無理だよ。今更何言ってんの」

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